映画「エンディングノート」
今、エンディングノートと呼ばれるノートがひそかなブームらしい。エンデ
ィングノートとは、自分自身が死んだ後のこと、お葬式をどう行って欲しいか
を書いて、残しておくもので、大手文具メーカーからも専用のノートが発売さ
れている程である。
ある1月の寒い日曜日、私は映画「エンディングノート」を見に行った。
ストーリーは67歳までサラリーマン人生(最後は専務だったが)を歩んだ
主人公がガンを宣告され、エンディングノートを書き、自分の最後をどう生き
るかを記録したドキュメンタリー映画である。
なんと監督が主人公の娘。砂田麻美監督
会社一筋の人生であった主人公が退職をし、さぁこれから・・・どうしよう
?というときのお話である。
非常に論理的で賢い主人公であるがゆえに、客観的に自分自身の病気を分析
しようとするところや、しかしながら人間であるがゆえ、死と向かい合わせの
状況からの恐怖、家族とのキヅナが描かれており、感動する。
そして、死を迎える時の家族の温かさを強く感じさせる内容だった。
印象の残った場面はやはり孫が何で死ぬかを話している場面である。
何で死ぬのかな??という問いに対して、5歳くらいの孫は、お花も古くな
ったら、枯れていくでしょ?古くなっちゃうからなんだよ・・・というシーン
がある。
そして、主人公の印象的な言葉「私は上手に死ねるでしょうか?」
是非見て欲しい映画です。
私自身も独身、親もまだ元気ですが、自分ひとりとなった時、どういう風に
死んでいくのだろう?と考えさせられる内容でした。