人事部員の日記 -154ページ目

非営利組織の経営

ドラッカー名著集 4 非営利組織の経営/P.F.ドラッカー
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 「世界最古の非営利組織は日本にあった」とドラッカーは著書の中で書いています。それは、日本のお寺であり、自治的であったと。本来のお寺の姿を理解していると思います。
 
 このように書かれているのはドラッカーの著書「非営利組織の経営」です。
ドラッカーは多くの著書の中で、様々な組織において、経営という考え方を導入する必要があると話しています。

 私どもの仕事に関連する部分としては、
 ワークライフバランスがさけばれ、会社人間が否定されると、個人の考え方として、地域活動に力を入れる人。またそれが発展し、地域でコミュニティビジネスを起業するという流れとなることが想定できます。
 
 このような非営利組織の場において考えるべき経営についてポイントを抜粋したいと思います。

(1)非営利組織に必要なものは4つ
 
 ①プランニング
  人口構造の変化に気をつけること。
  イノベーションを奨励すること。
  変化をチャンスととらえること。

 ②マーケティング
  何を、誰に、いつ売るか?を考えること。
  強みに徹底的に集中させること。
  マーケットを分析すること。
  マーケットをセグメンテーションすること。
  サービスの受け手に立つこと。
  
 ③人
  自らの自己実現の1つとして、事業をとらえてくれる仲間の存在が必要。  

 ④資金調達
  非営利組織において資金調達の中心はミッションに共鳴する人からの寄付です。

(2)非営利組織のリーダーが行うべきこと

 最も大切なことは、ミッションを定義し、明確にし、伝える事です。
  ①「ミッションの定義」
   長期的な視点で、かつ行動本位であるものを設定すること。
   組織に携わるもの全員が自らの社会への貢献を明確に認識できるもの。

  ②「ミッションの具体化」
   ミッションを具体的な行動にし、指示を行うこと。
   また多くを指示せず、限定し、集中させること。

  ③「ミッションの3本柱」
   ミッションを定義する際には、そのミッションが正しいのかを判断する3つのポイントがある。
   ・ニーズに合致しているか?
   ・我々の強みにあっているか?向いているか?
   ・そして、価値を信じる事である。

(3)成果とは

 非営利組織の成果は目に見えにくいものである。しかしながら、成果とは何なのかを定義しておくことは大切である。
 なぜなら、非営利組織において最も大切なミッションに合致する成果となっているか?を検証する必要があるとともに、組織のメンバーに対して、社会への貢献を実感させる必要があるからです。

(4)非営利組織の組織体系とは

 非営利組織の組織体系は情報の伝達とコミュニケーションの取りやすさを重要視して、体制を組む必要がある。



 このように非営利組織の経営についてポイントをまとめたが、通常の営利企業においても取り入れるべきポイントも多い。

 特に営業は売上を上げ、利益を上げることが明確である。
 しかしながら、直接的に成果が見えにくい部門においては、このような非営利組織のマネジメントが必要なのではないだろうか?