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【怪奇】体は人間、頭は牛! 凶事を告げる魔物「牛頭」、阪神大震災の前に目撃されたという話も

https://news.careerconnection.jp/?p=26560

 

身体は人間、頭は動物!その名は・・・

という冗談はさておき、牛の頭で人間の身体を持つ魔物と言えば『ミノタウロス』が有名です。日本では『牛頭(ゴズ)』と呼ばれる妖怪です。対して以前紹介した『いそがし』とは似た風貌ですが、違う妖怪です。対して『馬頭(メズ)』人間と馬と言えば『ケンタウロス』が有名ですが身体は馬で頭(上半身)は人間に対して馬頭は逆です。この妖怪達の存在を追っていこうと思います。

 

◆鬼の仲間?

偶に人がいる世界に現れる『鬼』ですが、本来は地獄で罪人たちに刑罰を与える役割、いわゆる拷問を行う役割です。大抵はポピュラーな大柄な体格をして頭の上に角が生えています。そんな鬼がばかりでは無く、中には牛頭、馬頭の姿もあります。

 

牛は食材以外にも作業としてコキ使ったり、儀式の生贄として使われます。馬は昔から乗り物としてコキ使われ、戦争で盾として殺される事もあります。牛も馬もそのような一生を向かう事を望んでいないと思います。その恨みから地獄で鬼として人間達を裁く姿になったのだと言われます。また彼等に拷問される人間は生前動物達に酷い事をしてきた者、または罪悪感がある者だそうです。牛や馬以外にも、もしかしたらいるのかもしれませんね。

◆食前の『いただきます』の意味

人が生活する上で牛も馬も必要な動物です。動物だけでなく植物も全て命が存在しそれを私達は口にして健康な生活を送れています。その感謝をする為の『いただきます』という労いの言葉です。口に出さなくても食べる前に手を軽く合わせたりする方もいます。作ってくれた人だけでなく食材への感謝も込められた意味になります。人間達の理不尽な理由で殺された動植物達も少しは怒りを鎮めてくれる事だと思います。

 

ただ、礼儀を知らない奴に自分の肉を食べられたら牛や馬も腹が立ちます。きっとそんな人は罪人でも無いのに地獄で彼等に遭遇する事になるのでしょう。

 

◆いつものおでん屋

梶原「おじさん!大根にコンニャクそれと牛筋、熱燗ね!」

おじさん「あいよ」

???「すいません!となり良いですか?」

梶原「あっ!?どうぞ・・・!?」

(牛と馬の頭?何処かでコスプレパーティーでもあったのかな?)

 

(?)牛頭「馬山さん、今日の取引は我が社の為にもなりました本当にありがとうございました!」

馬山「こちらこそありがとうございます。牛岡さんの勢いある企業が我が社の為にもなっていると私も思っています」

牛岡「ありがとうございます!でも私達のように労いの言葉を掛け合える関係は今後とも上手くやって行けそうですね!」

 

おじさん「牛筋一本ね」

梶原「ありがとう・・・!?」

(な・・・なんだ・・?殺気に近い目で見られている、隣の二人に見られてる・・・?牛筋か?牛筋を頼んだからか?)

梶原「・・・いただき・・・ます」

そう言うと二人は会話を再開した。

 

1時間後・・・

 

馬山「本当~!我が社に乗っかれば上手くいくって思う奴等が多い訳なんですよ~!!」

牛岡「分かる、分かる!俺も企業に脂をもっと付けないと誰も寄ってこないって言われた!!」

 

話が盛り上がる二人は梶原に絡み始める。

 

馬山「君も何だか私達と同じ匂いがするね~」

梶原「いえ、そんな僕は大した者じゃないっすよ」

牛岡「いや、うちらと同じだよ~」

馬山「そうそう!同じく畜生同士上手くやっていこうや!」

梶原「ち・・・畜生?あの・・・僕」

牛岡「もし労いの言葉を知らない飼い主がいたら、地獄で拷問できる呪い教えてやるよ!」

梶原「・・・是非!!」

 

以上、梶原吉広おススメニュースでした。