こんにちは、てんちょーです。
さて、前回から九州カップ編に入りました。
前編後編で終わるかと思っていましたがどうやら長くなりそうです。
頑張って打ち切りにならないように書ききりたいです(笑)
会場に着いて受付を済ませ、控え室へ。
控え室は大きなフロアに看板で〇〇クラスはこの辺という大雑把なものだった。
看板にはタイムテーブルも貼ってあり開会式は8時30分、成年クラスは10時45分からということがわかった。
開会式までまだ30分ある。
緊張はしてるが暇である。
知り合いのクライマーも少ないのでボッチ感を漂わせていると通路から
「オブザベしていいっぽいよー」
という話し声が聞こえた。
行くしかない。
他の選手に混じって会場に入った。
今回の会場であるK-wallに来るのは初めてだったが広い。
廃校になった小学校の体育館を使っているそうだ。
壁はEASYの造りに似ているが少し高さがあるように感じた。
セットされている課題もボリューム系やデュアルホールドが多く、いまどきのコンペ課題といった印象。
EASYでの課題作りの参考になるかと思ったがどうやら難しそうだ。
(コンペ向けホールド買わなきゃな…)
なんて考え、壁をざっと見回した。
「んん?」
驚いた。
予選の課題が緩傾斜にしかないではないか。
強傾斜は観覧スペースになっていた。
予想外の展開。
K-wallには135度まであると聞いていたのでトレーニングも強傾斜メインで登ってきた。
少し残念だ。
ただ僕はどちらかといえば緩傾斜の方が得意なので、少しは登れるかもしれないという希望が見えて気が楽になった。
しかし現実は非情である。
実際に壁に近づいてオブザベを始めるが全く読めない。
もちろんわかりやすい課題もあるが大半はオブザベが出来なかった。
ここで改めて九州カップのレベルの高さを知る。
(よし、作戦変更だな)
下手の考え休むに似たりという言葉がある。
幸いなことに予選はセッション方式だ。
みんなに見せてもらえばいい。
それで出来そうな課題から登るのが効率的だと考えた。
こういう切り替えの速さは大人になったなと感じる。
そうしてオブザベを切り上げたところで開会式のアナウンスが聞こえてきた。
いよいよ九州カップが始まるのである。
オブザベ中。
ではまた次回!
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