Fedora 21に日本語入力fcitx-mozcを導入してみた。
fedoraの公式リポジトリにfcitx-mozcが無いので、代替策としてopenSUSEのrpmパッケージを使ってインストールする必要があるらしい。
opensuse13.2用のfcitx-mozc,mozc,mozc-gui-toolsの3つのパッケージをダウンロードしてきた。現在の環境が64bit環境なのでx86_64版をダウンロードし、ダウンロードしてきたパッケージがダウンロードフォルダだったので、ホームフォルダへ移動しておいた。
ibus-mozcとmozcのアンインストール
openSUSE用のmozcをインストールすると公式リポジトリのmozcと衝突するのでアンインストールしておく必要がある。
sudo yum remove ibus-mozc mozc
**fcitxのインストール
sudo yum install fcitx fcitx-configtool
***mozcのインストール
以下コマンドで先ほどダウンロードした3つのrpmパッケージをまとめてインストール
sudo yum localinstall mozc-1.15.1868.102-1.4.x86_64.rpm fcitx-mozc-1.15.1868.102-1.4.x86_64.rpm mozc-gui-tools-1.15.1868.102-1.4.x86_64.rpm
*ibusからfcitxへの切り替え
imsettings-switch fcitx
*fcitx-mozcの設定
sudo fcitx-configtool
その後システムを再起動する
【追記】
5月26日リリースのfedora22にもfcitx-mozcを導入しようとしたが rpmパッケージが適用できない。
「localinstall」がみつからないエラーがでる。
ググってみると、エラーの原因は22になってパッケージ管理システムが「yum」から「dnf」へ移行したことにあるらしい。
yum localinstallは不可で 代替コマンドは dnf install であることが分かった。
☆参考にしたリンク
fedora-22でパッケージ管理システムがyumからdnfに
クロの思考ノート「Fedora 21に日本語入力fcitx-mozcを導入する」