2023/08/11〜13

天空のライド〜天川村〜

天川村HPから引用
天川村は紀伊半島の中央部に位置し、村の面積の4分の1が吉野熊野国立公園に指定されています。
近畿最高峰の八経ヶ岳をはじめとした名峰連なる大峯山脈を擁し、源流域のその一滴は渓谷を渡る清冽な清流となって、名瀑をはじめとした美しい自然景観を作り出しています。
人々はいにしえから山岳や奥深い自然に対し畏敬の念を抱き守り続けてきました。2004年にはユネスコ世界文化遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」として登録され、天川村はその主要な構成要素としての「大峯奥駈道」・霊場「吉野・大峯」の一部を擁し、 おおよそ1300年前に役行者によって開かれた修験道発祥の地である霊峰大峯山(山上ヶ岳)には、今も多くの修験者が修行に訪れています。

 

自転車繋がりのお盆恒例のキャンプ会に今年も参加しました。

(ここ数年は天川村のキャンプ場)

今年は孫娘が高校受験と言う事もあって不参加になり、

sakuraと二人参加なので、前泊して大峰山系を巡る天空ライドを追加メニュー。

コンパスビッツにロードバイクを搭載して現地に向かいます。

 

一泊目はキャンプ場別料金で車中泊。

デイキャンプで川遊びを楽しんだ家族連れが全員帰られたあと、テーブルと椅子を出して夕食タイム。(例外的処置なのでこれがお約束)

夜は掛け布団が必要なほど涼しかった。

 

一夜明けて…

早めの朝食を済ませて天空ライドに出発!

 

「天の川」

大峰連山から湧き出た水は、みたらい渓谷を経て天川村を流れる清流。

天の川沿いの道「すずかけの道」を昨夜飲み過ぎた感のある体にムチを打って進みます(最初の上りは約6km)。

大峯高野街道は、すずかけの道とも呼ばれ、大峯山から高野山までをつなぐ道です。「すずかけ」とは修験者が衣服の上に羽織る法衣を指します。この道は、戦前まで多くの信者が行き交った祈りの道であり、特に天川村西部地区は弘法大師の伝承が多く残ります。
【天川村HPより】

 

 

天川村から黒滝村へ…

R309号線は長〜いトンネルがあるので旧道 切抜峠で越えます。

(2つのトンネルを合わせると4.5kmもある!)

 

なんとも不気味な川合隧道ガーン

 

更に霊感漂う笠木トンネル…

灯りもなく単独ではちょっと怯んでしまいそうな雰囲気。

 

上りはsakuraが得た情報で、

Snow ManがCMしている「MIINTIA(ミント系)」が効果大!

メマトイが来ても直ぐに居なくなるし、アブもグルグル回っているけどそのうち居なくなる感じ。

一粒口に入れると、ミントの香りが吐く息に混じり周囲にバリアを張ってくれるみたいな…あくまでも個人的感想ですが。

 

道の駅「吉野路 黒滝」到着。

 

黒滝村は標高的に今日一番の低い地点になります。

(それでも標高400m弱あり、十分涼しい)

涼を求めて沢山の家族連れが川遊びに訪れています。

 

いよいよ黒滝村東部から難所「五番関」に向かいます。

既にこの辺りではツクツクボウシが鳴いていた♬

 

上り始めから激坂が続きます。

こんなに涼しいのに汗が滴り落ちます(大汗)

 

吉野神宮からの分岐点でおよそ半分を上ってきた感じ…

まだまだ続きます!(上り区間16km!)

何度も水分補給をしながら上ります。

サーモスの真空断熱ボトルが優秀!

氷を入れれば半日以上冷たい水が飲める♬

 

五番関の上りは大台ヶ原を彷彿させる激坂が随所に出現!

まさしく苦行の一言!!

ただ、時折見える眺望は、過酷な修験者の報われる瞬間を垣間見る感じ。

 

気温は我が家のエアコン設定温度より低い25度くらい。

汗をかいてる上に風を受けて走るとかなり冷えます。

2千㍍超級の信州の山々に匹敵する程の涼しさ♬

 

しばらく標高1,000m以上の林道を走ります。

眺望の良い場所は少なく殆どは樹林帯の中です。

 

スリップするので要注意だけど、苔むした感がとても美しい。

 

五番関トンネル到着!

五番関の謂れは付近の岩盤に碁盤の目のような模様があることから「碁盤石」それが訛って「五番関」になったとされています。

碁盤石じゃないけど、道の真ん中に落石がデーーン!

スタンドの無いロードバイク撮影用かな?って思えるほど妙w

 

天川村役場、道の駅 大和路黒滝と五番関は、モバイルグランフォンド in 吉野・奈良のチェックポイントです。

7月末「天空ライド〜高野山〜」で、野迫川村役場や道の駅 吉野路大塔でチェックインした続きになります。

今日のサイクリングのもう一つの楽しみですね♬

ここはスマホ圏外ですが、QRコードを撮影しておけば後からチェックイン可能でした!

 

五番関から先は下りオンリーです。

山上川の支流に沿って涼しさを感じながらダウンヒル♬

みたらい渓谷の源流。

ジブリの世界観の様です♬

 

「蛇之倉七尾山」

大峰山修行の起源となった山岳宗教発祥の霊山。

を、過ぎた辺りで誰かに声を掛けられた⁉︎…

振り返ると、いつもお世話になっているご近所のY夫妻♡

黒滝から観音峯山往復ハイクとの事…相変わらず凄い楽しみ方!

いつものサイクリングスタイルじゃないから全く気付かなかったw…先週会ったばかりなのに爆  笑

まだまだ黒滝まで長いけど頑張って楽しんで(^-^)/~~

 

「洞川(どろがわ)温泉郷」

大峰山登山者が疲れを癒す標高約820m余りの温泉郷で昭和感たっぷりの旅館が軒を並べています。

 

洞川温泉郷から下り基調のすずかけの道で天川村へと突入!
キャンプ場で参加者の皆さんと合流。
1年ぶりの人も多く同窓会の様に会話が弾みます。
昼食から夕食…引き続きの飲み会へと延々と話は続きます生ビール
 
坂好きsakuraは、天川村キャンプ時は天空ライドを恒例にしたいらしい…
あたしゃ、そのまま昇天しそうガーン
 

【今日のサイクリングコース】