2021/10/30

南紀サイクルトレイン

JR西日本は、きのくに線(紀勢本線)紀伊田辺駅〜新宮駅間において、自転車をそのまま車内に持ち込めるサイクルトレイン実証実験開始。

サイクルトレインは事前予約不要、追加料金不要。

1. 実施期間・利用時間帯

 ・2021年9月1日(水)~11月30日(火)

 ・平日 9:00~17:00

 ・土休日 終日

2. 利用区間

 ・きのくに線 普通列車

 ・紀伊田辺駅 ~ 新宮駅の各駅間(105km)

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《HPから抜粋》

 

全国に広がりつつあるサイクルトレイン。

関西では、近江鉄道や水間鉄道が実施中。

関東では、千葉のB.B.BASEをはじめ関東鉄道、秩父鉄道なども実施中。

限定付きではありますが、サイクリストの行動範囲が広がっています。

そんな中、お隣の和歌山県は「きのかわサイクルトレイン」に次ぎ、太平洋側の紀勢本線でサイクルトレインを開始。

実証実験ですが、定着を期待してモニタニング開始

 

宿泊地は田辺市「湯YOUパーク」かんぽの宿 紀伊田辺を利用。

 

今回のサイクリングは輪行を含め100km以上のコースなので早朝に出発して、9時に田辺に到着。

母艦コンパスビッツは、日中近くの駐車場に停めるつもりでしたが、かんぽの宿の前を通るので、フロントで事情を説明すると、担当者のとても親切丁寧な対応で事前駐車を快諾してくれました

 

では、かんぽの宿 紀伊田辺からサイクリングスタートです。

 

かんぽの宿 紀伊田辺の目と鼻の先にある「天神崎」

全国各地にある「日本のウユニ湖」の一つ。

唯でさえ歩きにくいビンディングシューズなので無理はしません(インスタ映えは見送り)。
 

天神崎にある海岸線の切通しが冒険へのアプローチに見える。

 

そして、いきなりのアドベンチャールート‼︎
田辺市内から上富田町へ抜ける裏道ですが、軽四もギリッギリの道幅‼︎
距離は短いけど勾配は14%の激坂‼
これは予想外(汗)

 

県道36に入ると、なだらかな上り勾配が続きます。

 

口熊野と呼ばれるこの地区は和歌山3区、あの二階さんの地盤なんですね〜。

82歳って…一体いつまで続けるのでしょう?

明日が衆院選投開票…先日、期日前投票しました。

 

二階さんの恩恵なんでしょうか…

交通量は殆どないけど、よく整備された道が続きます。

 

日置川の支流、河原谷川…口熊野ブルーとでも呼びたくなる蒼さ。

 

司馬遼太郎の大紀行「街道をゆく」に掲載されたと書かれていた案内板に導かれて覗いてみると…

恐る恐る自転車を押し歩きしてみました。

崩壊寸前の様な頼りなさ感がなんともスリリング‼︎

 

 

先日、テレビで復興中の首里城の壁の赤色再現にベンガラ(植物の根にバクテリアの作用で鉄分が沈着したもの)を使う内容の番組を観ていたこともあり…

通りがかった道路脇の斜面の赤色が気になり撮影。

こ!これってベンガラの仲間ですか⁉

(これ以上の想像力がないのが視野を狭くしています…)

 

 

この辺りの住所は西牟婁郡白浜町、観光温泉地の白浜と同じ町内になりますが、ずいぶんと山奥です。

きれいに区画された棚田は荒れ果て、林業もそれなりに栄えたと思われますが、今は廃村に近い状態でした。

 

約60km走って、山間部はもうすぐ終了。

 

JR周参見駅到着直後、折良く来たサイクルトレインに乗車します。

 

空いているので、気兼ねなしに…

周参見駅→紀伊富田駅 18.5km/105km

僅か2割程の区間でしたが、けっこう楽しめました

 
スムーズな行程すぎて時間が早いので、4駅手前の紀伊富田駅で下車して白浜の観光地を追加メニュー。
明日は雨予報なので、これが正解‼

 

太平洋の大海原を望むシリーズ‼
第1弾「三段壁」

 

第2弾「千畳敷」

 

第3弾「白良浜」

 

第4弾「円月島」

 

代表的な白浜観光地をゆるっと巡り、かんぽの宿までもう一息だ‼

 

ゴール直前に今夜の食材も仕入れて…

温泉でゆったり疲れを癒したあとは

ビールで乾杯 ( ^^)/▽☆▽\(^^ )

 

「サイクルトレイン」自転車と列車のハイブリッド。

うまく利用すれば、まだまだ楽しめそうですね

 

【今日のコース】
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