2021/10/08

富士山ツアー 2日目

富士の樹海サイクリング

富士五湖ライドで富士山北部は、以前にサイクリングしているので…

今回は、ふもとっぱらキャンプ場を起点に富士山麓の西側をポタってみたいと思います。


 

8日早朝

富士山の暁

昨夜まで姿を隠していた富士山がその全容を現してくれました。

 

この時期、運が良ければダイヤモンド富士が観れるそうなので期待します…

Oh‼なんて素晴らしい朝食タイム

 

ダイヤモンド富士ショータイムの後は…

サイクリングに出発です。

 

ふもとっぱらキャンプ場の北側に路面の荒れた小径があり、そこから国道139号へアクセスします。

富士山とすすきと秋の空…感動のスタートです。

 

朝霧高原を北上すると草原が広がる。

過去に世間を騒がした某宗教団体の基地があった所かな。

今は、富士ヶ嶺公園という名前になっていました。

この辺りは緩い登りが続き速度が出ません。

大型トラックも頻繁に通過するので歩道で回避。

 

山梨県側に入れば下り坂になり、本栖湖の入り口まで一気に走り抜けれます。

 

 

「本栖湖」

富士五湖の中で最西端に位置する本栖湖は、水深が桁違いに深く、本州の湖の中で最も透明度が高いそうです。

一周11.6kmのコースはランナーから人気も高く、湖上ではカヌーやSUPを楽しむ人もたくさんいました(S号さん達が居たのかも…)。

 

浩庵キャンプ場の近くにある中ノ倉峠 登山口から山道をビンディングシューズからスニーカーに履き替えて、1㌔ほど登ります。

 

展望台から千円札の裏に描かれている風景を観るために。

ぱっと来て、そう簡単に絶景が観れるはずもありません爆  笑

 

サイクリングの途中でハイキング‼

若干強度が上がりました(汗)

 

 

「精進湖 他手合浜」

大室山を抱いた「子抱き富士」が見えます。

古代の噴火で大きな湖(剗の海)に溶岩が流れ込み西湖と精進湖に分離したと言う。

 

精進湖を周回した後、再び国道139号に出て青木ヶ原樹海を見ながら進みます。

 

 

橋の下に見えるのは、富士六湖と呼ばれる「赤池」。

精進湖・西湖・赤池の三つの湖は、ほぼ同じ標高にあり、水位が連動しているので地下で繋がっている説があります。

大雨が降ると出現する幻の湖「赤池」。

しかし、今年9月に科学の力で水質の違いが判明し、地下で繋がっている説は覆されたらしい。

(富士六湖のロマンが消えちゃいそう…)

 

 

青木ヶ原樹海の観光地、富岳風穴・鳴沢氷穴はパスして県道71号に入ります。

 

標高900〜1300メートル付近に広がる青木ヶ原樹海を横断する感じです。

暫く登り坂が続き、鬱蒼とした樹海を眺めながらペダルを回します(汗)

 

溶岩地帯が青木ヶ原樹海の始まりで、木が芽吹きだした時期は今から300年ほど前で森としては若いのだそう。

地下に根を張ることができず、運良く根を張ることができても、根本の溶岩が割れて倒れてしまう。

一面が青く苔生しているから「青木ヶ原」と呼ばれるようになったといわれている。

(青木ヶ原樹海HPから抜粋)

 

「県道富士宮鳴沢線展望台」が県道71号のピーク。

青木ヶ原樹海の先に本栖湖、その向こうに南アルプスの眺望が広がります。

 

そこを過ぎると、富士ヶ嶺高原別荘地。

富士山の山肌が肉眼で見えるくらい近くに見えます。

 

ここまで来れば、ゴールは目の前。

一気にふもとっぱらキャンプ場まで駆け抜けます。

 

【今日のコース】

 

 

青木ヶ原樹海には幾つかの都市伝説がありますが、とても素敵な自然豊かな広大な森の印象です。
 
「富士山は万人の摂取に任せて、しかも何者にも許さない何物かをそなえて、永久に大きくそびえている。」

深田久弥さんの言葉を思い返します。

 

 

ふもとっぱらキャンプ場シャワーサービスは、15時から20時まで(平日は休 無料)
バッチリのタイミングで帰還。

 

本栖湖畔からの「逆さ富士」(今日一番のお気に入り画像)

 

今宵は富士山を見ながらの食事

程よく疲れた体にワインが染み込む白ワイン赤ワイン