「ご無沙汰しています

3年前に生前契約したのですが、再度、子供と話してきちんと説明して欲しいので、近い内に自宅に来れますか?」

 

久しぶりのお電話です。

平日の午前中にお約束して、ご自宅に伺いました。

 

嫁いだお嬢さんとお休みの息子さんがいらっしゃいました。

 

「川越市斎場ややすらぎのさと市民聖苑葬儀」の以前と変わった点や、緊急時の連絡先などを1時間くらい説明、また不明や不安な点についても伺いました。

 

「なかなかこういう話をする時がなくて。子供達のは私達の事で迷惑を掛けたくないと思っているのよ。」

 

そうですよね。亡くなった時の話はすることが滅多にないですよね。

 

私は葬儀の仕事をしているのに、母から自身の葬儀はどうしたいか聞いていなくて、余命2ヶ月となった時点では生きるために戦っている母に葬儀の話などする私には余裕もなく、毎日、泣きながら病院にお見舞いに行くのが精一杯の状態でした。

 

「良かったら、お昼もご一緒してくださらない?」

 

野菜や海藻などがふんだんに入ったサラダ、美味しいコロッケが挟んであるコロッケパン、10種類はあるフルーツが入ったデザートもあります。わざわざ用意くださいました。

お部屋もキレイに整頓されていて、居心地が良い自宅に愛情いっぱいのお食事、昭和時代のご主人は何もせずにこの環境、感謝しないといけないです😊

 

久しぶりに母の愛情のお裾分けをいただいて、事務所に戻りました。

 

ご相談くださったご夫妻が笑顔で元気で長生きして欲しいと心から願いました。

 

 

 

 

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