ナースな日 | ひとりアーカイブス2012

ナースな日

ぐったりんこ 最近の、特にピョン吉に関する記事は、カミさんブログ とカブってたりするわけですが、まぁ一緒に行動してるんだから仕方ない。こういう記事に関しては、もう最初からワンセットで考えてもらって、カミさんのブログをサイドA、オイラのブログをサイドBだと思ってもらえばよろしいかと。母親と父親の双方の目線から見た1つの記事だとね。DVDのマルチアングルのようなものです。

オイラ、昨日の夜から寒気が激しくなり、下痢プラス気持ち悪さが。今朝になって熱を測ってみると37.9度でした。例の如くカミさんに尻を叩かれて医者へ赴き、下された診断は「ノロウイルス」。
ノロウイルスに感染した時の特徴は、下痢、嘔吐、そして38度以下の微熱と寒気。まぁ確かに症状は合致しております。しかし話をしただけで「あーノロですな」って簡単に判断を下す医者もどうかと思うのよね。いつもお世話になってるお医者さんなので信用はするけどもさ。簡単すぎる診察ってのも何だか不安になる。
ちなみに熱が38度を超えて続いた場合、インフルエンザの可能性が高くなるそうです。一瞬、「それは予防接種受けたんで大丈夫です」とキッパリ言いそうになったのですが、去年、一昨年と連続してA、Bそれぞれのインフルエンザに掛かった記録がカルテに残ってるんで、なんか色々と墓穴を掘りそうな気もして口をつぐみました。カミさんにも「病気だけは流行り物好きねー」って言われたし。

さて、我が家には昨日から具合が悪くなってるのがあとふたり。こちらは「ノロ」ではなく、普通の風邪のようです。ピョン吉は高熱にうなされ、カミさんは鼻水で頭痛が引かない。本日、我が家は全くの全滅となりました。
「こりゃあみんなでおとなしく寝てるしかないな」
そう言ってオイラも会社を休み、寝ていたわけです。ピョン吉はグズってしまい、眠りにつけないのか、ママにくっつきっぱなしです。ピョン吉が寝た所で二人もオイラと一緒に寝てしまう予定でした。
そこで事件勃発。
カミさんが血相変えて寝室に飛び込んで来たんですな。もう泣きそう(ていうか泣いてる)。どうやらピョン吉が「熱性けいれん」を起こしたようで…(くわしくはカミさんブログで )。
こうなるともう寝てるわけにもいきませんわな。行きつけの小児科は丁度昼休みの時間で診療していない。ケータイでいくつかのサイトを回って一番近くの救急窓口のある病院を検索。まぁ予想通り車で15分程度の所にあるS大学病院の名前が出てくるので、そちらへ。下だけジーンズに履き替えて、とりあえずコートを手にとって車を出す。
S大学病院へは話には聞いてたけど実際に行ったことがなかったので、駐車場とか救急窓口とかの場所が良く分からない。移動途中でゆみさんトコ のりくちゃんの記事を思い出す。そういえば以前、りくちゃんも痙攣らしき症状になった事があったな…でも割とすぐに元気になったはず…などと考え、せめて自分だけは冷静に対処しようとできるだけ気を鎮める。
救命救急センターの表示が見えたので、取りあえずカミさんと抱えられたピョン吉を降ろして窓口へ向かわせた。そのあと駐車場を探したのだが、なかなか見つからずに2周も病院の周りを回ってしまった。結局、病院の中央棟ではなく、隣の棟の地下に駐車場はあったのだが。
駐車場の係員が「○○側に置いてください」とか何とか駐車場所の指示をしていた気がするが、こちとら急いでいるので無視して一番先に目に付いた駐車スペースに勝手に車を放り込み、エレベーターへ。マナー悪いが許して。

救命救急センターで、案の定ピョン吉は大泣きしてました。看護士さんに抱えられて。しかし両脇に氷嚢をはさんでもらってて熱の方は少し落ち着いたかも。なるほど、日射病の時と同じで体温を手っ取り早く下げるには、その方法が良いのですな。
幸い、小児科の先生を呼んでくれたらしく、ここで診察していただける事になりました。普通に外来として並んでたら何時間も待っちゃいますからって。よかった、思い切って救急センターに飛び込んでみて。いつもこうしてくれるわけじゃ無いだろうけど、とにかく今回は運が良かった。
とりあえず血液検査と、生理食塩水の点滴を受けました。血液検査は血中塩分濃度をはかったり、インフルエンザの検査を行ったりしてもらえます。点滴はとりあえず水分補給ですな。
詳しくはカミさんブログの方で書いてます が、低年齢児の脳はまだ未熟なため、急激な体温上昇or下降に追いついていけない時があるらしい。そこで熱性けいれんが起きる。オーバーヒートというよりは混乱してショートする様子に近い。
そして遺伝も関係しているそうです。親が子供の頃、けいれん(ひきつけ)を起こした経験がある場合、50%の確率で(つまり両親ともそうだったら100%なんだろうか?)遺伝する。オイラがそれです。カミさんはそうじゃないです。今回のピョン吉の一件はオイラからの遺伝にあった可能性か高い。ピョン吉、すまぬ…。
しかし対策はありました。抗けいれん剤(座薬)を適切なタイミングで使う事。これが大事。ほとんどの熱性けいれんは最初の24時間で起こるらしい。同一発熱中でその後に再発する確率は10%程度。つまり最初の24時間さえちゃんと薬が効いていてくれれば良いわけです。熱が37.5度になった時点でまず1発挿入シュポン。そのまま熱が上昇していったら8時間後に2発目投入ズバーン(1発目ですぐに熱が下がってしまったら、つまり高熱にもならないわけで、熱性けいれんも何も無い。ということは2発目は無し?)。これで1発目から数えて24時間は効果が持続するそうです。
ちなみに熱の急激な変化(下降を含む)と言われているのに、解熱作用のある座薬との因果関係は何も解明されていないそうです。つまり解熱剤を使ったからって必ずけいれんを起こすとも限らない。診てくれた小児科の先生いわく、今の所、双方の関係を示す論文は発表されてないそうです。
なので解熱剤と抗けいれん剤の併用は許されているらしいんですな。その場合は抗けいれん剤優先で挿入チュルンした後、30分以上経って(溶解して)から解熱剤投入バキューンでOKだそうです。ちょっと心配だが、どうしてもって時はそれもアリかな…。

さて、しばらく泣きじゃくってたピョン吉。空いている個室を貸してもらえて、ママと共にゆっくりできたおかげでちょっと落ち着いてきました。オイラが薬局に処方箋を持っていって座薬をもらってきているうちに、ちょっと喋るまで回復してました。
ふぅ…少し安心。カミさんの顔も落ち着いてる。
……と、思ったら…寒気が…忘れてた。オイラ、「ノロ」だった…。家に帰り着いた頃には、オイラもまたぐったりしてしまいました。考えてみたら、オイラ朝からずっと病院や薬局に行きっぱなし。何ともナースな一日でございました。何でナースか?特に意味はございません。病院つながりなだけです。
あと、心配事がひとつ。またピョン吉がママっ子に逆戻りしてしまいました。これは仕方が無いことですが、体調が悪くなると、どうしてもママ、ママとなってしまい、一日中ママから離れなくなってしまいますよね。父親が触ろうものなら「ジャマだ」と手をどけたりする始末。一度こうなってしまうと、体調が回復してもしばらくはママべったりが続きます。
折角、徐々にママと対等の立場になってきたかと思ったんだけどなぁ…またふりだしに戻りました。父親の存在が希薄になりつつあります。あれ?いたの?ってな感じ。ピョン吉の体調が回復したら、また何とか存在感をアピールせねばなりません。
今日は、我が家のみんな、お疲れ様でした。そしてこんな長文を読んでくれた方、あなたもお疲れ様でした。少し休みましょう。