緑を探す二人 | ひとりアーカイブス2012

緑を探す二人

とにかく暑いカミさんがグロッキー状態である。ピョン吉は夜泣きと呼べるものは無いのだが、それでも毎晩2時間ごとに起きる。そしてグズる。夜中にグズるのは夜泣きと同じだが、カミさんがパィを投入すればガブガブ飲んでそのまま眠りにつくので、これは夜泣きの部類に入らないようである。単にノドが乾いたから要求する、それだけのようである。
でもね、夜泣きでなくても何でもカミさんは2時間ごとに起こされるわけで、その都度あらぬ方向に移動しているピョン吉(9kg+)を抱えて戻し、パィ投入やオムツ換えをしているわけで…。そりゃ疲れも溜まるわってことです。昼間は昼間でピョン吉は驚くほど活発に動くし。
そんなわけで本日、オイラとピョン吉は二人して家を出る事にしました。時間にして4時間ほどだけど。こんな事、今日だけやってもそれほど効果無いのは分かっている。こういう事は継続的に行わないと、カミさんの疲れは取れない。しかも最近は仕事ばっかりで「ママ解放デー」も全然無かったしなぁ。これからもっとピョン吉の相手ができるよう、とりあえず今日から新たな気持ちで出掛ける「おさんぽ」と言う名の流浪の旅。
それにしても外は暑い。炎天下とはこういうのを言うのだ。フードを思い切りのばし、ピョン吉の日焼けと脱水症状に注意しながら、買ったばかりのバギーをトバす。日陰から日陰へ点々と忍者のように。なんだか近所の教会の礼拝堂は涼しそう。静かだし。しかし日曜礼拝はすでに終わっており、我々はクリスチャンでもない。勝手に入るわけにもいかず、二人して恨めしい目線を送りつつ、次なる避暑地「ダイエー」へ。途中、リアル喪黒福造に手を振られる。きょとんとした顔のピョン吉。この炎天下に上下黒いスーツ着て、黒い帽子かぶって、でっぷりとした恰幅の良さ。顔は笑っているが何か怖い。いるもんだなぁアニメキャラみたいな人って。
ぶぅぶぅがーさて、ダイエーではあっちへウロウロ、こっちへウロウロ徘徊(何も買うものなんてないし)した結果、我々に最適な場所を発見。6階のエレベーターホール。窓際にベンチもあるし、空調の風もちょうど良い。6階家具・寝具売り場は他のフロアーよりも客が少なく、エレベーターから降りる人はまばら。ジュースの自販機もあって悠々と過ごせる。ピョン吉は窓からミニカーのように見える車を見て楽しんでいる。お前、高い所嫌いなんじゃなかったっけ?そうでもない事を発見。そしてやはり車に興味を持っている事を確信。こんな月齢で、もう車とか興味持つようになるんだなぁ。
おっと忘れていた。我々は森や公園など、緑の下の木陰を探して歩くエコ親子である。以前もそうやって街を徘徊した。こんな所でいつまでもノホホンとしているバヤイではない。後ろ髪引かれつつ、再び炎天下の屋外へ。
まずは以前から目をつけていた竹林のある公園へ。行ってみると…こりゃアカン!涼しいのは涼しいが、ヤブ蚊が多くて辛抱たまらん。ピョン吉がブツブツ刺されてしまうのは避けたい。そういうわけで急いで退却。しかしここで1つの収穫が。
ここいら界隈には「みどりの散歩道」なるものがあるようである(後で分かったが区内にはこうした散歩道がいくつか設定されているようである)。緑の多い公園や施設を街路樹のある歩道や路地で繋げた1つのルートらしい。おー!それなら日陰だって沢山あるんじゃないか?それでは、とりあえずそのルートの出発点に設定されている某公園へ行ってみるとしよう。なんだかそこには池も噴水もあるようである。涼しげな感じじゃあないか。
ねむいのだしかし目的の公園に着き、持参のお茶で水分補給をすると、ピョン吉は眠りこけてしまった。こういう時、リクライニング機構の無い軽量バギーの場合、ちょっとかわいそうである。息苦しそうじゃないか。そういうわけで再び避暑地ダイエーへ。もちろん6階エレベーター前ホール。ここでオイラはピョン吉を抱え、さっき7階の本屋で購入した本を読みつつ涼む。30分ほどでピョン吉目覚める。最近のピョン吉は短時間睡眠が多い。それじゃあそろそろママの元へ帰りますか。お前もパィが恋しくなっただろ?外は西日が強くなった夕方。ちょっとはママの疲れが取れてるといいねぇ…。次回はママも一緒に「みどりの散歩道」 の続きを歩こうか。