前回からのつづきです。
怒らないようにしていくための考え方の話。
自分が怒ることはどんなことだろう?
自分はこういうことがあると怒るなとか。
過去の記憶から、まず書き出してみるとわかりやすいかもしれません。
"怒ること”リストを作ってみる。
よく怒る人は、リストにはたくさんその”怒ること”が出ます。
そのリストで出した"怒ること”を減らしていく。
種類があるのでその種類ごとに消していくことになります。
怒りの感情を我慢したりコントロールすることはしません(できません)から、基本は種類ごとに消していく感じになります。
今回は、この種類の”怒ること”を減らしていく考え方です。
自分の選択によって怒る出来事に出会うこと
例えば、ツイッターやフェイスブックでAさんをフォローしていて、その人の発言が気に食わないことが多い。イライラする怒る、思わず反論してしまうこともある。
こういう”怒ること”です。
怒る原因はなんですか?
Aさんの発言?
もしそう考えるなら、Aさんを何とか変えないと解決しないことになります。
それは難しいでしょう。AさんはAさんの意思で自由に発言しています。
Aさんを変えるよりもっと簡単な解決方法は、自分を変えるということです。
自分の何を変えるかというと、「自分の選択」です。
Aさんの発言するツイッターやフェイスブックを選ばない(フォローしない)ということです。
そうすると、いままでAさんの発言で怒っていたことは、今後起こらないことになります。
怒ることリストの中に、「Aさんの発言でよく怒ってしまう」」というのがあれば、これで消すことが出来ます。
怒りの感情を我慢したりコントロールせずに怒ることを減らしていく
自分の選択を意識する。
根本の原因は自分が選択したことによって起こっていると認識する。
例えば、よく行くコンビニ、スーパーやレストランなどのお店も、自分で選択しているはずです。
その店員さんの態度が気に入らないとか、接客がなってないなと思ったり、イライラしてしまうお店はありませんか?
もしあるなら、そのお店を選択しない、より居心地がいいお店を意識して選択していく。
大きなスーパーでレジが複数あるなら、素敵な笑顔の店員さんのレジに並ぶとか、そういう選択もあります。
男なら、かわいい店員さんのレジに並ぶのはやっている人は結構いると思います(笑)
かわいい店員さんのときだけじゃなくて、色んなところで「選択を意識する」ことが大切です。
怒ることリストの中で、「自分の選択によって怒る出来事に出会ってしまっている」種類のことは、自分の選択を変えることによって、消していけるわけです。
「こういう状況で、こういうことがあって、怒ってしまったんです。猫事さんだったら怒らないんでしょうね。どうしたら怒らないように出来ますか?」
「そういう状況なら僕も怒るかもしれませんね(笑)」
「え?猫事さんも怒ることあるんですか?」
「ただ、その状況にならない、あるいはそうならないようにしているから、怒らないだけ、というのはあります」
こういう会話があったことがあります。
怒る出来事が起こらなければ、怒らない(怒れない)ですよね。
今後も書いていく予定ですが、「怒る出来事を起こさない」というのは、自分でコントロール出来る事は結構あるんです。
健全にあまり怒らない人の世界と言うのは、怒る出来事があまり起こらない世界なんです。
不健全にあまり怒らない人は、怒りの感情を我慢したりする人。これは怒らないようにするために大事なこと で書いたように病気のリスクがあったり、我慢して我慢していつか爆発するリスクもあって危険です。
健全に怒ることが起こらない世界を自分で創っていくのが理想です。