イメージ 1 岡山市南区植松地区は中世、隣接する彦崎村の人々が児島湾の干潟を開墾した土地。かつて児島湾の澪筋だった郷内川沿いに、のどかな農村風景を残す平地が広がイメージ 2る。
 植松地区の氏神が荒神社。住宅の間に石鳥居と参道が延び、正面に拝殿と本殿が立つ。境内に末社の碑が並んでいるが、その中に「八百万の神」とあるのが面白い。
イメージ 3 荒神社の近くに郷内川の堤防がある。堤防の一角は明治時代まで植松港として機能していたという。河口の農村地帯に生活物資などを運んでいたのだろう。郷内歴史保存会が標柱を立てている。
 
 
【参考文献】「灘崎町史」(灘崎町教委)