左の木の描画がどうしても嫌だったのだが、
先生に諸々教えていただいて、やっとそれらしい形になってきた。
訂正の一番のポイントは、
先生に一度、木の幹&枝を描いていただいたことだった。
いくら描いても形がおかしく感じたのは、
幹と枝を考えずに葉だけを描こうとしていたことと、
葉と枝の、左右の位置関係だけを考え、
前後の位置関係を考えるのが抜けていたのが原因だったと思う。
木や水などの、ある一定の法則があるものを描く時は、
見たままそのまま描こうと思ってもダメで、
『目に見えているものはあくまで参考で、自分の頭で組み立てて描く』
という思考を持つのが必要だと感じた☆(^▽^)☆
次に、先生が、
『明度が同じで彩度だけが高い色を入れてもおもしろいですよ』
ということで、中央の建物付近に、彩度の高い青をちょろちょろと加えられた。
パッと細部を見た時には、何も変わってないように見えるけど、
パッと全体を見た時には、何かちょっと元気な感じが伝わってくる。
その効果に感激したので、
その真似をして、黄緑の葉の部分を中心として全体に赤を散りばめてみた。
その後、上から葉を描いたり、別の色を乗せたりしたので、
一見何も変わってないように見えるけど、
これまた改めて全体を見た時に、
赤を入れたことで、明らかに緑の葉に深みが加わった気がした。
もうひとつ教えていただいたテクニック。
右の縦の黒い棒の部分だが、
『同色で描く場合も濃淡を変えて描くことで表現に幅が出る』とのこと。
確かにその効果が伺えた。
更にもうひとつ教えていただいたテクニック。
左の濃緑の木の部分だが、
自分は『木の内側から外への一方向』からのみの描画をしていたが、
『それだけだと表現がワンパターンになってしまいます』ということで、
『外から木の内側への方向』での描画を加えられた。
すると、確かに葉の表現の幅が広がった。
加えて、中央に三本立つ棒の遠近感が表現されていない部分を指摘されたので、
線遠近法と空気遠近法を考えて訂正したところ、
一気に遠近感が増した。
この点をどう訂正するかということも大事だけど、
この点に気付くかどうかということの方がもっと大事だと感じた。
最後に、先生に『常に空間を考えながら描くといいですよ』と言われた。
今はまだ文章でしかその意味がわからないけど、
『空間の把握能力は訓練次第で上達する』ということを聞いたことがあるので、
先生に教えられた意味を、
頭と体で理解できるようになるまで練習を繰り返そうと思う。
一緒のクラスで授業を受けていた年輩の方に、
『これは廃炉になった炭坑ですか?』と当てていただいたのも嬉しかったけど、
『かつての活気を感じるねぇ~』と言ってもらえたのがまた嬉しかった。
それが一番表現したいことだったから。
次回は、『かつての活気』と対照にある、
『衰退して寂れた現在』というものの表現を考えてみようと思う。