奈良市学園前で美容室シェール、フラッパー、ブレンズでゼネラルマネージャー、着付け担当の盛生(もりお)です。
成人式の振り袖に迫る勢いで華やかになってきた卒業式の袴姿ですが
先日、知り合いから電話があり、
袴の着物に黒の紋付きを着ないといけないけど、これって喪服じゃないよね~
正解⭕
葬儀の際に着たりする、いわゆる通称「喪服」です。
前身ごろ(2箇所)、背中心(1箇所)、袖(2箇所)の計5箇所に紋が入っている最礼装で
男性のモーニングが白襟をつけるかつけないかで、結婚式にも葬儀にも着用できるように…
また、男性礼服のネクタイが白か黒かでどちらにも対応できるように…
この黒の紋付きは正式に袴の着物として着ることが出来ます。
いままで留袖を持ってこられた方もありました。もちろん、留袖も五つ紋ですが、襟にヒヨクと呼ばれる白い生地があり、これを出さずに着付けしようとすると、多少モタモタするのと
何より袴用に短く着物を着せるので、大切な裾模様のところをヒモで縛ることになり、模様によっては傷むこともあるのではないかと思われます。
華やかな袴姿も見ていて楽しいですが、
黒の紋付きで着る凛とした袴姿は
私、個人的に大好きです
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