成人式まで残すところあと3日
お預かりする着物の中にはお母さまのものが多くあります。
柄や色合いは、新作のものとはあきらかに違いますが、最近の作品にはない大胆な柄も特徴です。
大切にたとう紙に入れてこられた着物を、娘のために笑顔で持ってこられるお母さまを見ていて、今日つくづく思いました。
時代を越えて20歳を彩る着物
その着物に込められた家族の想い
これこそ、着物の価値だなと。
新しい着物も生産されなければ経済は廻らないかもしれません。
けれど、そこは呉服屋さんに新しい需要を考えていただくとして…
日本のこの文化を素晴らしいと思うのです。