こんにちは。
人物、カルチャー、女性の生き方を探究し続けているライターの芳麗です。
今日は、雑誌「and GIRL」にて連載中の「芳麗の女と文化の話café」のアーカイヴ紹介です。
今回は、本雑誌連載がWEBでも全文(というか、ややロングバージョン)を読めるようになった初回……ゲスト・やついいちろうさんの回です。
(昨夜の『アメトーーク』のフェス芸人も楽しく拝見しました!)
やついさんの自由な人生観や視点のユニークさが滲み出ている、とても面白くて良いお話でした。
アラサー女子に限らず、自分の人生を真に思うように生きている人って決して多くないと思います。
私もそうです。
長らくフリーランスの文筆業ですが、自分が自由に思い通りに生きられているという実感はさほどありません。
(決まった時間、決まった場所に通勤しなくて良いという自由はあります)
幸せな自由な生き方を獲得できるか否かは、職種や立場、成功しているかどうかでは測れないんですよね。
売れっ子の芸能人だって、一流のアスリートだって、不自由な人は不自由だし、どうしたらもっと自己に忠実に生きられるか悩んでいたりするもの。
(ただし、いわゆる成功している人は、自分に忠実な人が多いのは確かです。成功している分、責任も比例して重くなるから、不自由な部分もありますけど)
でも、やつい さんの自伝を読んで、やつい さんにインタビューして気づいたのは……
社会の規範や他人の目に囚われていない、子供の頃や若かりし日から、自分が心から好きなことや楽しんでいたことを、大人になっても大切にしている人は、中年になっても、その先も人生をずっと楽しめるのだということ。
どんな仕事についていても何かしら楽しめる部分があればいいし、仕事じゃなくてもいい。趣味でも生活の中でも心から好きなことを大切にできる人生ならば、幸せであり、何より、自己肯定感が持てるんですよね。
すると結果として、仕事も人生も、そして、婚活なども状況はどんどん好転していく。
これは自分の実感としても、様々な他者に話を聞いてきた実感値としても切に思います。
やついさんのおっしゃる通り、
人生は勝ち負けではなく、健やかな自己肯定を持つことが全て。
自己肯定ではなく、健やかな自己肯定というのがポイントです。
(過度な依存心や勘違いや思い込みからの、自己肯定ではないという意)
欲望に忠実に動いて自己肯定感を高めたところで、ある程度、他者に認めてもらわないと仕事にはならないのが現実。
(婚活も同じですよね)
だからこそ、やつい さんは、婚活も仕事も人生も「他者との勝負ではなくて、自己肯定感の戦い」であるとも。
自分の欲望、自分の好きなもの、ひいては、自分が良いと思うものを、いかに他者に認めてもらうのか。その努力こそ、幸せに生きるためにもっとも必要だと感じている……。
という、やついさんの言葉に膝を100回打ちながら、胸も撃ち抜かれました。
その戦いは、他者の目を気にすることでも、他者と優劣を争うことでもない。
かといって、小さな世界に閉じこもって、狭い視野のままで自己満足するのとも違う。
1人でも多くの人に、自分の本気の好きを認めてもらうため、自分の本質を認めてもらうために、正々堂々と楽しく努力すること。
これは、何歳になっても、どんな人生を歩んでいても大切にしたい、シンプルかつ重要な示唆だと感じました。
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そう言えば、やついさんと言えばラジオ!
やつい さんのラジオといえば、バチェラーの話題!
(記憶がおぼろげですが、おそらく私は、やついさんのラジオでバチェラーにハマり始めたはず……)
このインタビューでは、そのことについても話しています。
バチェラーの話(バチェラーに選ばれる女子とは?)については、このブログでも、近いうちに改めて触れたいなと思います
追伸:もうすぐ、バチェロレッテ……