こんばんは。

 

 人物、カルチャー、女性の生き方を探究しているライターの芳麗です。

 

 インタビュアーといいう仕事のおかげで、数多の女性たち、多種多様な魅力を持った女性たちにインタビューしてきて、気づいたこと、考えたことはたくさんありますが……

 

 本日は、幸せになれる女の人の特徴の1つを考えたいと思います。

 

 幸せの形は人それぞれですが、1つ確実に言えるのは……

 

 いつも上機嫌でいられる女性は、幸せになれるということ。

 

 お金をたくさん持っていても、可愛い子宝に恵まれていても、素晴らしいキャリアを持っていても、モテても、優しくてカッコイイ旦那さんがいても……

 

 機嫌が悪い人は、幸せとは言えないですよね。

 

 だから、幸せになるために、幸せな日々を積み重ねるために大切なのは、何かを得ることよりも、自分の上機嫌を保つことだと思うのです。

 

 

 上機嫌な女でいる方法はいろいろあって、今後もご紹介して行きたいと思いますが……

 

 会うたびにだいたい上機嫌な女性というと、すぐに思い浮かぶのは、

 

 ミーハーな女性です。

 

 ミーハーの種類もいろいろありますけど、ここでは、基本的性質のことを指します。

 

 ミーハーとは(それまで興味がなかったにも関わらず)世の中の流行や話題となった人などに、にわかに熱中する人のこと。

 

 従来は、その人を揶揄する意味で使う場合も多いけど、私はミーハーという性質を持つ女性は強いな思います。

 

 もちろん、ミーハーも時と場合と使い方によって良し悪しが決まるんですけど。

 

 良い感じでミーハーな人とは、人一倍、好奇心と行動力があって、そのミーハー力が日常を楽しくしてくれるのはもちろん、時には、人生を大きく展開させたりもします。

 

 それから、ミーハーな人の多くは、心根が明るいですよね。

 

 楽しいことや面白そうなこと、自分の心に触れたことには忠実になって、光の速さで行動して楽しんでいるから、心身が常に循環していて淀みがない感じ。

 

 もしも、飛びついてみたもの(や人)が合わなかったり、ヤバイものだったりしても、ミーハー女子はさっさと退散。次の心が動く場所へと飛びついていく軽さも持ち合わせています(笑)。 

 

 新たなことにどんどん触れて、そこで、自分なりの新しい楽しみを得たり、学びを得たりして、人生がますますカラフルになっていく。

 

 

 たとえば、スピリチュアル。

 

 良きミーハー女子たちは、10数年前、スピリチュアルや神社が流行りはじめた時も、「いいことがありますように!」というシンプルかつウキウキした気持ちで、誰よりも早く神社めぐりに飛びついていました。

 

 そこで、運よくご利益があった人もいれば、ご利益はなくとも神社巡りの清々しい心地よさに目覚めた人もいた。

 

 早々に神社巡りに飽きた人もたくさんいたけれど、一方では、すっかり信心深くなり、いまだに神社巡りをしている人もいます。

 

 いずれにしろ、ミーハー女子たちは、その瞬間、神社を大いに楽しんだり、敬っていたわけです。

 

 誰に迷惑をかけたわけでもない……はず。

 

(いえ、人気の神社にミーハー女子たちが一気に押し寄せたことで、昔から真摯に神社を巡っている信心深い方々の眉根を潜めさせたという話は聞きました)

 

(ルールを守ることや、他人に嫌な思いをさせない、迷惑をかけないことは振る舞いの基本条件ですね)

 

 たとえば、誰かのファンになるタイプのミーハー女子たち。

 

 良いミーハー女子たちはアイドルとかカリスマなど人気者を魅力をいち早く見出して、楽しく分析したり、応援したりはするけれど……

 その対象に期待し過ぎたり、ドロドロとしたぬかるみにはまりこんで人生を狂わせたりはしない。

 

 自分の好きなものには忠実だけど、軸は自分にあるから、軽やかにマイペースで居られる。

 

 そんなミーハーな女性は、かっこいいし、面白いし、何より当人が楽しそう。

 

 いつも上機嫌で居られるし、それってつまりは幸せであり続ける秘訣なんじゃないかと思うのです。

 

 ミーハー女子について、余談ですが……

 

 最近、芸能人のYouTube進出が加速し続けていますが、すでに人気もキャリアもある有名女優さんたちでも、いち早くYouTubeをはじめた人がちらほら。


 彼女たちは、個性的で面白くて、そして、良きミーハーであるところが共通点だなと思いました。

 

 女優というステイタスをもっても、新しいことに挑戦できるなんて素敵だなと。

 

 ミーハー力をうまく使って、進化し続けてる女優さんは、だいたいいつお会いしても上機嫌だし、仕事も私生活も楽しそうだなと感じます。