こんにちはキラキラ

 

 人物、カルチャー、女性の生き方について探究と執筆を続けている、ライターの芳麗です。

 

  

 コロナの自粛期間を経て、自炊の機会がますます増えて、自炊のあり方そのものが変化した人も多いと思います

 

 私もそうです。

 

 もともと平日は自炊派でしたけど、コロナを機に土日も自炊することが増えて。

 

 さらには、夫も仕事の大半をリモートでこなすようになったので、ほぼ家におり、

平日の昼も、それなりのご飯をしつらえることに。

 

 気のおけない家族とはいえ、1人分の適当ごはんと、2人分の適当ごはんではレベルが違う。

 

 

 家事の中では、料理を担当している私は「平日の昼も、栄養バランスも考えつつ、適切な時間も逃さずに、ご飯を出す」と言う、割と大きなタスクが増えたわけです。

 

 うちの夫は家事に限らず、何事も協力的で、あらゆることを全くもって強制しない夫なので、サボろうと思えばいくらでもサボれるのですが……

 

 やっぱり、私が落ち着かない。

 

(せっかくなら、2人で美味しくて栄養のあるものを食べたいし、自分のやるべき家事をきちんとやってくれる夫に申し訳なさもある)

 

 でも、仕事が追い詰められていくると、うまく回らなくなっていく!

 

 やはり、ここは、いちいち意思決定にエネルギーを使わないように、ルーティンとも言える献立を決めておくことだなと……ベテラン主婦の方なら当たり前にやっていることにたどり着くわけです。

 

 めまぐるしく過ぎる平日は、労力も最小限にすませたい。

 

 

 そこで、 土井善晴さんの「一汁一菜でよいという提案」に倣って、平日のお昼は、具沢山の汁とご飯(うちは、もち麦入りの五分づき米)に決めてしまおうと思い至りました。

 

 

 でも、お味噌汁以外のバリエーションも欲しいし、たんぱく質もたっぷりとしりたい我が家としては、味噌汁に限らず、多様な味の簡単スープを一汁と定めることにしました。

 

 そこで参考にしているのが、牛尾理恵さんの「筋肉を作るスープ」

 

です。

 

 牛尾さんは、40代女性にして体脂肪14%の美ボディを叶えてキープし続けている、料理研究家です。

 

 年齢を重ねるほどに、美しさのみならず、健康と元気を叶えるためには、「筋肉」が必要である、と言う結論にたどり着いた、牛尾さん。

 

 牛尾さんのダイエット本もためになるのですが、本書では筋肉を作る食事、中でも、簡単に生活に取り入れられる「筋肉スープ」に特化した一冊です。

 

 これまで、パサつきがちな鶏胸肉は、自家製サラダチキンや棒棒鶏、水晶鶏にするなど、それなりに手間をかけていましたが……

 

  スープにすれば、こんなにシンプルに美味しくいただけるんだ!

 

 と、コペルニクス的転回。

 

 鶏肉は煮込み過ぎさ注意すれば、スープするとパサつかずに栄養も取れて美味しい……って、まぁ、当たり前といえば、当たり前のことなのですが、灯台下暗しですね。

 

 滋養と旨味の両方を余すことなく堪能できる、汁物とスープの威力を改めて感じました。

 

 この2冊の本を参考に、自分なりの美味しい・簡単・栄養満点な「一汁一菜レシピ」を、色々と作ってルーティン化させてみたいなと思います。

 

 それでは、今日も1日をお過ごしください虹かたつむり