こんにちは虹

 

今朝、手にとった一冊はこちら。

 

 

「血流がすべて整う暮らし方」

 

大ヒットした『血流がすべて解決する』シリーズの最新作です。

著者は、出雲大社の表参道で90年以上続く漢方薬局を営む薬剤師・堀江昭佳さんです。

 

 私は、東洋医学に子供の頃からとても興味があります。

 文章を書く仕事についていなければ、東洋医学の道に進みたいと思っていたこともあるlくらい。

私の父は西洋医学の医師だったのですが、当時には珍しく鍼灸治療など東洋医学も併用して治療の成果を上げていたこと。

それから、自分や家族が心身の不調や病に悩まされることが多かったからかもしれません。

 

 対処療法である西洋医学は強力な作用とスピード感もあって、現代を生きる私たちには欠かせないものだけれど、根本的な身体の改善をも目指す東洋医学は、やはり、じわじわと効くし、だからこそ、体の奥まで届くような感覚もあります。

 

 あらゆることに言えることですが、一方からだけではなく、他方から物事を見る視点やアプローチすることって大切だなと思います。

 

 さて、本書について。

 

 様々な病の治癒から妊活まで、様々な相談を受け続けている堀江さんは、病など体の悩みが治る人と治らない人の差が生まれるのは、薬や食事のみならず、「季節や時間のリズムに乗った暮らし方」をしているかどうかだと言います。

 

 朝に1杯の水を飲み、夜は23時前に眠る。春にウォーキングして、冬は体を温めるなど、1日の流れに、季節の流れにきちんと乗ったリズミカルな暮らしが大切なのは、そうすることで、血流が心身にしっかりと巡るから。

 

 ここでいう、リズムに乗っている暮らしとは、体の声を聞いて暮らすこと。

 シンプルだけど、身につくまでは時間がかかる、“自然のリズムに即した暮らし”ですが、1日、1ヶ月、1年とていねいに積み重ねていくうちに、驚くほど体は自力を発揮する。

 

お店に妊活に相談に来ていた、45歳、46歳の女性も自然な暮らしを身につけたおかげで、初めての妊娠がかなった人もいるそうです。(40代半ばの妊娠……しかも初めて!!!)

 

 ちなみに、夏至が過ぎたばかりの現在、6月後半は、湿気の多い季節。

胃腸が弱っているから、食べ過ぎに注意と記されていました。詳しくは本書をぜひ!

 

 日々色んな風に変化するし、揺れやすい女性の体を整えてくれる万能薬は、どこにもないですよね。

 

 西洋医学のお薬も漢方薬も時と場合によっては驚くべき効果を上げてくれるけれど、万能とは言えないし……。

まずは、自然のリズムに即した暮らしこそが、いちばんのクスリなのかもしれません。

 

今日も素敵な1日をかたつむりキラキラ