おはようございます。

今日の一冊虹

 

 

人の生活について、日々の営みについて、知るのはどうしてこんなにも面白いのでしょう。

 

ブログやInstagramはもとより、最近はYouTubeでも人の生活ばかりを眺めている気がします。

 

YouTubeであれば、「古民家一人暮らし」から「46歳、派遣、妻子なし」のやっちゃんまで、中年男性の日々をYouTubeで延々と観ています。

(このことは、改めて書きたい!)

 

映えていても映えてなくても、誰かの等身大の暮らしに、生の匂いや尊さを感じている。

 

天才たちの日課 女性編 自由な彼女たちの必ずしも自由でない日常

 

天才たちの日課 女性編 自由な彼女たちの必ずしも自由でない日常【イベントのお知らせ】2019年11月18日(月)に本屋B&Bでイベントを開催いたします。詳細はこちらhttp://bookandbeer.com/event/20191218/【メディア掲載】・『Ai MAIL MAGAZINE』(vol.198)で紹介されました。評者:山崎まどかさん・『産経新聞』(11月9日号)で紹介されました。評者:和合亮一さん・『サンデー毎日』(2019年11月10日号)で紹介されました。評者:木村衣有子さん・BOOKSTANDで紹介されました。クリエイティブな女性たち143人はどのように創作活動と生活に向かい合っていたのか?・『intoxicate』(2019年10月号)で紹介されました。・ウィメンズ アクション ネットワーク(WAN)で紹介されました。女性はいかにして「仕事」と「生活」の折り合いをつけていたのか。143通りの試行錯誤・ライフハッカーで紹介されました。ココ・シャネル、草間彌生、キャロル・キング。天才たちの意外な日課・雑誌『フィガロジャポン』1月号で紹介されました。評者:松田青子さん・『信濃毎日新聞』(11月17日号)で紹介されました。評者:藤野可織さん・『アートコレクターズ』12月号で紹介されました。・TBSラジオ『アフター6ジャンクション』で紹介されました。推薦者:山崎まどかさん・『日本経済新聞』(11月30日号)で紹介されました。評者:野谷文昭さん・雑誌『ブレーン』1月号で紹介されました。・雑誌『GIRL』1月号で紹介されました。・楽天カードのオウンドメディア「Fun Pay!」で紹介されました。紹介者:三宅香帆さん私が思う「ださい大人」にならないために、「10年後の自分に持っていてほしい本」を選んだ・ライフハッカー[日本版]書評家が選ぶ、2019年の名著10選の第2位として紹介されました。・『クロワッサン』(2月10日号)で紹介されました。紹介者:清水浩史さん・NHK『あさイチ』(2月14日放送)で紹介されました。紹介者:三島有紀子さん(映画監督)【推薦コメント】働く女性にとって、これはもはや実用書だ。わたしは天才じゃないし、女優や小説家のようなアーティスティックな仕事をしているわけじゃないし…なんて卑下する必要は一切なし。パラパラとページをめくるうちに、必ずや身に覚えのある記述に出会うはずだからだ。長い通勤と子供の世話でまともな食事がとれないキュリー夫人、家事に追われるフリーダ・カーロ、常にマルチタスクで馬車の中でもメモをとっていたスタール夫人――。そう、そこにあるのは、華やかでもミステリアスでもない、あなたと同じように限られた時間をやりくりし、ワークライフバランスに悩む女性たちの、ひりひりするような生活の苦労と幸福である。本書は、あなたと一緒に戦ってくれる同志に出会うための本なのだ。役に立つヒントもたくさんある。一方で、女性が生きたいように生きることの難しさに怒りを覚えるエピソードもある。どちらにしてもパワーがめらめらと湧いてくること間違いなし。構成も面白い。――伊藤亜紗(美学者・東京工業大准教授)自分を追い込み、人を追い込み、高揚→憂鬱→希望(リリアン・ヘルマン)のプロセスを生きる。そのとき何時に起きて、何食べて、何を着てたの? 家の掃除は? 子供の世話は? 人づきあいは?天才たちの「フラストレーションや妥協に満ちたドラマチックな景色」(編者)は私たちの暮らしからもそんなに遠くない。143人の日課が束になって力をくれる。――斎藤真理子(翻訳家)【ためし読み】◆本書の「はじめに」全文をためし読みとして公開しております。ためし読みはこちら◆本書から抜粋してピナ・バウシュ(舞踊家)、フリーダ・カーロ(画家)、アニエス・ヴァルダ(映画監督)という3人の天才の日常をためし読みとして公開しております。ためし読みはこちら◆本書から抜粋してアイダ・ルピノ(映画監督・脚本家)、イーディス・ヘッド(衣装デザイナー)という2人の天才の日常をためし読みとして公開しております。ためし読みはこちら【内容紹介】大ヒット作『天才たちの日課』第2弾! 創作に打ち込むクリエイティブな女性たち143人の、惚れ惚れするほど鮮やかな/とても真似できない(してはいけない)ほどユニークな/頭を抱えてしまうほど並外れた、その苦闘が胸に迫る143通りの驚くべき試行錯誤。それぞれの人物を特徴づける日々の日課や毎日のスケジュール、「仕事のお供」の嗜好品などはもちろん、創作に適した精神状態の保ち方や、自信がなくなったときの対処の仕方、さらにはいかに自分自身の場所や時間を確保したか、偏見や差別をどう乗り越えたかなど、とても他人事とは思えない切実な状況の数々は現代を生きる私たちにも大きなヒントになるはずです。窮屈で不自由な枠からはみ出そうと格闘するすべての才能あふれる人々に捧げられた、自由と勇気のための福音の書となる1冊!◆「私は自分の経験のすべてを物語にすることと引き換えに、悪魔に魂を売ったの」イサク・ディーネセン(作家)◆「大切なのは規律を守ること。とにかく仕事をやり続ける。そうしたら突然、なにかが湧いてくる──なにかちっぽけなものが。それがどう化けるかはわからない。でも、誰かが明かりをつけようとしているみたいに感じる。すると、また勇気が湧いてくる」ピナ・バウシュ(舞踊家)◆「私は成功しなくてはならなかった。だから絶対に、絶対にあきらめなかった。バイオリニストにはバイオリンがあるし、画家ならパレットがある。でも私にあるのは私だけ」ジョーゼフィン・ベイカー(ダンサー・歌手)◆「”休み”という言葉をきくと、不安になるの」ココ・シャネル(服飾デザイナー) ◆「書くことは自分を使い果たし、自分の命を危険にさらすこと」スーザン・ソンタグ(作家・批評家)◆(スランプにおちいっている作家へ)「なにをしてもいいけど[……]誰かに電話したり、パーティーに行ったりするのはだめ。それをすると、見失った自分の言葉があるべき場所に、ほかの人の言葉が流れこんでくるから。自分の言葉のために隙間を開けて、場所を作る。そして辛抱強く待つ」ヒラリー・マンテル(作家)◆「黒人の女性が作家の人生を選ぶには、向こう見ずな勇気と、真剣な目的と、文学への献身と、強い意志と、誠実さが必要だ。なぜなら黒人で女性の作家はつねに不利な立場に置かれるからだ。あらかじめ、勝ち目がないように仕組まれている。しかし、いったん賽が投げられたら、もうあとには引けない」マーガレット・ウォーカー(詩人・作家)----------------------------------------------------------------------------------今回、女性だけにフォーカスを当てたことで明らかになったのは、どのようにインスピレーションを受けて創作に生かしたのかということや、常人には理解しがたい儀式めいた日々のルーティンよりも、もっと切実なことが女性にはあった、ということ――。女性たちは、常に、生活(おもに家庭生活)からくる自分の場所や時間を確保できないという困難と、女性であるがゆえに受ける偏見や差別を乗り越えるという苦闘に、直面させられていた。本書に収録されている143人すべての女性たちの日課を見てみると、その先には、思いもかけないドラマチックな景色が広がっている。女性が創作を仕事にするためにどれだけ格闘したのか、仕事を続けることがどれだけ困難だったのか。そしてそれはまだ現在進行形の問題といえるだろう。この本は、過去、現在そして未来の、ものをつくり、はたらき、生活していくすべての女性たちの姿を静かに照らしている。リンクfilmart.co.jp

 


 

敬愛するココ・シャネルやサガン、ピナ・バウシュ、ミランダ・ジュライみたいな天才の日常も、あたりまえの暮らしの積み重ねなんですよね。

 

天才女子たちのなみならぬストイックさやオリジナルな怠惰さに、驚くより先に癒されています。

 

読んでくださってありがとうございます。

 

今日も素敵な1日にかたつむりキラキラ