今年は、とある媒体で「40代の婚活とパートナーシップ」をテーマに、コラムを短期連載する予定になっています。

 

とはいえ、企画が動き出す直前に自粛期間がはじまって……。

テーマを練り直したり、取材方法を検討したりと、さまざまな調整を行わねばならず、停滞中。

 

やはり「婚活」だってコロナの影響は大きいはず。

そもそも結婚やパートナーシップについての意識や考えも、コロナを経て、みんな大きく変わっているだろうし。それに伴って、婚活のあり方や結婚までの道のりも、結婚の形だってまた変わるかもしれない。

 

周辺の独身者に取材してみたところ、やはり、「今まではさほど結婚に興味なかったけど、コロナ中に切実に家族が欲しくなった。婚活する」と力強く決意した30代の働き女子がいたり、逆に「もう、婚活なんて言ってられない。いったん結婚願望は捨てる!」という40代のシングルマザーも。

 

実際に、世界の変化と人々の意識の変化に伴い、婚活市場もすごい速度で変化しているみたいです。

 

たとえば、IBJなどの大手結婚相談所はコロナに対応してすぐにオンライン面談を行うようになり、婚活パーティーなどもZoom上で開催されているとか。

 

婚活市場の変化については、こちらのイベントリポート記事に詳しいです。

 

コロナで婚活がうまくいかない!恋愛のプロが教える最新婚活事情 | | 婚活あるある新型コロナウイルスの影響で外出自粛が求められる2020年春。 「婚活パーティーや街コンが軒並み休業で出会いがない!」 「アポがすべて中止になってしまった!」 などと、大打撃を受けている婚活女子も多いはず。 今回は、コロナのせいで婚活をする気持ちがバキバキにくじかれてしまった女性たちを救うための「婚活コロナ緊急会議」体験レポをお伝えしていきます。 コロナの影響を受け、婚活が低迷中の女性はぜひ参考にしてみてくださいね。 コロナ禍の婚活事情に「魔女のサバト」が斬り込む! 婚活コロナ緊急会議は、婚活結社「魔女のサバト」主催のオンライン婚活イベントです。 魔女のサバトとは、女性のキャリアや結婚についてサポートしてきた経歴を持つ「黒魔女・川崎貴子さん」「白魔女・金沢悦子さん」「妖精・トイアンナさん」の3名が運営している団体。 魔女のサバトは、そんな「女性のサポートのプロ」たちが、結婚しようか悩んでいる人から、今年結婚したい人、そもそも自分の人生に結婚が必要かどうか悩んでいる人まで。 結婚に悩めるすべての女性たちをサポートする団体なのです。 今回の婚活コロナ緊急会議の趣旨は、コロナの影響で婚活に問題が発生している女性たちに、コロナ禍での婚活に関する悩みを解決させるためのアドバイスを送ること。 私は実際に参加させていただきましたが、結論「これを知っておけば、コロナでも婚活って全然難しくないんじゃね?」というのが感想です。 それでは、婚活コロナ緊急会議で黒魔女・白魔女・妖精から聞いたお話を交えながら、今の婚活に必要な情報をまとめていきます。 コロナ禍で巻き起こる婚活問題 コロナは婚活にどんな影響を及ぼしたのか。 婚活女性たちからは、以下のような婚活への悪影響が叫ばれています。 ・出会えない問題 ・パートナーと別れたくなった問題 ・結婚が延期になった問題 ・医療従事者(医者・看護師)の差別問題 それぞれがどんな問題であり、どのように向き合っていくべきなのか、詳しい内容を見ていきましょう。 出会えない問題リンクwww.p-a.jp

 

(実はこちらのイベントは私も拝聴しました。その他の内容も盛りだくさんで、婚活中の人には有意義な内容です)。

 

 

それから、中高年のコロナ婚活については、この記事も興味深かったなぁ。

 

 

なんと、シニアの結婚相談所でおなじみ、茜会もなんとZoomなどのオンラインお見合いに対応しているそうです。

 

ざっと2つの記事を読み、周辺取材も合わせて感じたのは、コロナに限らずですが、変化に強い人・楽しめる人は、婚活もうまくいくだろうということ。

 

コロナ禍の混乱・変化においては、結婚までのディスタンスはむしろ近くなるかもしれない……

 

先日、そんなことを考えながら、近所の公園を散歩していたら……

 

公園のベンチに座ってiPad片手に、オンライン婚活している男性がいました。

年の頃は、30代半ばかな。「若い」と「そう若くない」の合間を漂っているような風情の人。

 

彼は、とても大きな声で画面の向こうのお見合い相手に語りかけていました。

決して大きな公園ではないのですが、特に恥ずかしがる様子もなく、

「趣味はアウトドアなんですよ」

「芸能人でいうと、タイプの女性はね!」

などと、よく通る声で、朗らかに会話していました。

 

これくらいオープンマインドでいられたら、オンラインであろうとなかろうと、人との距離を縮められるのも早いはず。

 

結婚までのディスタンスはきっと近い……はずです。