私の通勤時間は約10分。距離にして、約3km。暖機している間に会社に着いてしまいます。
ガソリンがもったいないので、いつも約1分ほどの暖機で済ましています(1分でエンジンオイルがエンジン全体に行き渡ると思うので)。

その為、エンジン内に水分が溜まりやすく、エンジンオイルがエマルジョン(乳化)しやすく、早く痛んでしまうと思われます。

特に冬場。OBDⅡ読みで水温が50度程度までしか上がらない(そうするとエンジンオイルは60度程度か)。

なので、エンジンオイルの交換に気を使わなくてはいけないと思ってます。
また、私の車にはスーパーチャージャが付いているので、ターボほどエンジンオイルに気を使わなくても良いとは思いますが、通常のNAよりは気を使ったほうが良いと思っています。

 

で、フラッシングの方法として私が知っているのは・・・、

① エンジンオイル交換前に専用のエンジンオイル添加剤を投入し、15分程度アイドリングしてから新しいオイルと交換するもの。
② エンジンオイル交換前に専用のエンジンオイル添加剤を投入し、しばらく走行した後に新しいオイルと交換するもの
③ エンジンオイルを抜き、専用のフラッシングオイルを入れ、しばらくエンジンを動かし、新しいオイルと交換するもの。
④ 専用のフラッシングマシンを使用するもの。

但し、どのやり方もフラッシング液は残りますし、15分やそこらで洗浄されるのは、あくまで解けやすい汚れで、こびりついた汚れは、どの方法を使用しても、そう簡単には取れない、というのが私の意見です。
また、エンジンオイルが3.5L入る車でも実際には3L強しか排出できません。残りのフラッシング溶液の混ざったエンジンオイルはエンジン内に残ったままです。
どうせ、新しいオイルを入れるのだから、残った分は希釈されるから問題ない。と言う考え方もあります。

私のフラッシング方法は、3000~5000km程度の走行が必要なエンジンオイル添加剤(私は、シュアラスター ループ ウルトラクリーニングを使用)を入れ、約3000km程度走行後、排出し、安いエンジンオイルを入れ300km程度走行して排出してから、本番(Mobil1 0W-30)のオイルを入れるやり方です。


最初の3000~5000kmは長時間かけてフラッシングするので、じっくりと隅々までフラッシング溶液が行き渡るので、こびりついた汚れもじわじわと取れやすくなっている(はず)。そこで、一旦、エンジンオイルを排出した時点で、一緒に汚れが取れるはず。

けど、フラッシング溶液が若干、残っているので、安いエンジンオイルで希釈するとともに、安いエンジンオイルの洗浄成分で残っている汚れをかき取り(途中で高速道路を乗るようにしています)、オイルフィルターを交換します。それから、本番のオイルを入れています。

そうすれば、かなりきれいになると同時にシール等への攻撃も少ないと”思ってます”。少なくとも、フラッシングマシンを使用するよりは安上がりだと思います。手間はかかりますが。
私は5000kmごとにオイル交換しているので、2回目の2000km走行時にフラッシングオイルを添加し、4500kmくらいで、安いオイルに入れ替え、5000kmで新しいエンジンオイルとオイルフィルターの交換となります。

車はアイドリングストップ付きの省燃費車なので、本来は0W-20が適合ですが、ディーラーでのオイル交換時には0W-30を勧められています。

フラッシングの良し悪し、方法は、人それぞれの考え方で、整備士に聞いても、色々な意見があり、迷ってしまいます。

なので、このやり方が正しいかどうか分かりませんが、私はこの方法が一番きれいになる方法だと思ってます