私は普段、

あまり行き過ぎた話を、

書かないようにしています。


それは、

このブログはそもそも、

私が娘さんの為に書いている日記であり、

その娘さんが、

私の絶望や暗闇の過去は知りたくないと、

以前言ったからです。


ご存知の方も多いと思いますが、

最近、話題となる、とあるTwitterに対し、

ホワイトベース二宮さんが、

動画を上げておられます。


動画を貼ろうかと思いましたが、

そんなに拡散するような話題でもないので、

見たい人だけ見ればいいと思います。


単純な言葉を使うと、

私も、二宮さん側の人間です。


心にも体にも、

たくさん傷を作ってきました。


でも、

まさに、二宮さんが言う通り、

それは美しいことでもなんでも無い、

馬鹿なことであると同時に、

その痛みは、

誰にも分かることはないんです。

どんなに似た経験をしても、

それはただの事象であって、

その時その時の気持ちは、

その人だけのもので、誰にも分かりません。


二宮さんの言う通り、

止まる瞬間は、

意外なところにあったりもします。


私は過去の日記で、

「生まれて初めて“生きてる”と感じた」

と表現していますが、

バイクは危ない乗り物なので、

何かあったら死ぬかもしれない。

その中で、

「生きて帰らなきゃいけない」

「死ぬわけにいかない」

と私に思わせてくれました。


当たり前のことでしょうが、

そんな当たり前のことを確認することが、

私には必要だったのかもしれません。


私は娘さんが世界で一番大好きで、

娘さんがいない人生は、考えられません。

考えたくもありません。


でも、

それと同時に、

子どもがいることは、

私にとっては、ただの“責任”なんです。

私が生きることは責務であり、

生きたいという意思とは関連しません。


そんな私に、

バイクと娘さん、

その2つが絶妙に交わり、

“私は生きてるんだ”という気持ちを、

感じたんだと思います。


なので、

娘さんがタンデム卒業した今、

気持ちのよりどころが不安定で、

迷走ばかりしているのかもしれません。


あまり長生きはしたくないと思いますし、

自分自身を大切に扱えて無い方が多いです。


でも、

今、私は生きている。

それが事実。