サラブレッド
競馬の話ではなく相撲のお話。
初場所で惜しくも優勝を逃したが大関昇進を果たした琴ノ若。
父は師匠で先代琴ノ若の佐渡ヶ嶽親方。母方の祖父、競馬風に言えば
母の父(ブルードメアサイアー)が元横綱琴櫻の先代佐渡ヶ嶽とまさに良血。
かつての若貴や栃東など父親が名力士というのはこれまでも結構いたけど
父方、母方で幕内力士となると角界では王鵬(父貴闘力、母父大鵬)
くらいしかいないだろうか。しかも2人とも母父は横綱だ。
もちろん力士の子供だからといってそう簡単に出世するとは限らない。
競馬でもディープインパクトが父、母も活躍した馬だからといって
全てが重賞やらGIをポンポン勝つとは限らなかったし、期待に応えられず
未勝利に終わった馬もいる。
琴ノ若とて関取になってからここまで4年半かかった。
祖父の琴櫻は大関住まいが長く、横綱としては短命に終わったが、
孫の琴ノ若はどこまで大成するか。もちろん祖父、孫の横綱を期待するのは
ファンとしては当然だろう。