今年も残すところわずかになりました。

今年この国に住む私たちは、筆舌に尽くしがたい多難な1年を経験しました。未曽有の惨事を目の当たりにし、あまりにも無力な人間の力を思い知らされた一年になりました。そして「人間はどう生きるべきか?」を問われ、原点に引き戻された思いがする一年でもありました

今、被災地の真摯な議論に学び、勇気と智慧を以て、美しい日本に、そして美しい地球上に「原発が無くなる日」の到来を信じて、未来に希望を繋いで生きていきたいと思います。

また今年は、20年住み慣れた磯子の土地に別れを告げ引っ越しをしました。新しい生活の始まりにささやかな幸せを感じながらも、夏から2度のきつ~いぎっくり腰に見舞われ、かなりの痛みを友に、酷暑の中忍耐を強いられる2か月を過ごすことになりました。(来年からはスイカを持つことは止めにします・・・・・)

ペインクリニックや整体治療からもやっと解放され、12月初旬からジムに通えるようになり、今は来年一月後半の大学の期末試験に向け机に向かう日々です。

東北の被災地に心を馳せ、岩手県産の日本酒「南部美人」と津波の残骸の中から拾い集められた「命のかんずめ」で正月を迎えます。

皆様どうぞお元気で心安らかな新年をお迎え下さい。

吉門 憲宏