今日 ずっと気なっていた 祖母に 電話をした。
やっと 話す タイミングが きたと 思って。
祖母は 一カ月くらい前に とても親密な 関係にあった 犬を
亡くした。
電話の声は 元気そうだけど 寂しい 気持ちは ひしひしと 伝わってくる。
約10年の 付き合いだったけど それは それは 濃密な 時間を 過ごしていたから。
私が 止むを得ず 一緒に 生活を 出来なくなった まだ 鼻の長くなる前の
ダックスフンド を 祖父母の家に 引き取って もらった。
夫婦は 本当は 大きな 犬を 飼いたかった らしい。
予想外の お座敷犬。
でも その 小さな 犬は 鼻が 三つあるようで とても 愛らしく 夫婦は たちまち
とりこに なった。
祖父は 軽トラに乗せて どこへでも 連れて行った。 犬は 車が 大好きに なったらしい。
犬を 迎え入れて 3カ月後 祖父は お風呂上りに 犬の前で
眠るように 息を 引き取った。
苦しまず 大好きな 犬に 見守られながら 穏やかな 顔をして。
傷心の祖母を 支えて 守った 雄の 犬。
郵便屋さんでも 男が 来たら 可愛い顔して 威嚇したらしい。
朝起きたら 手をついて おはようと 言った らしい。
毎日 一緒に寝て いびきを かくらしい。
雷が なったら すぐに 隠れる らしい。
祖母の家に行くと いつも 犬の話を 嬉しそうに してくれる。
『私がいないと ごはんも 食べんのよ。 だけん この子が来て 泊まりの
遊びには いけんね』 って 顔を 緩ませながら。
この時 初めて ペット と 人の 絆の 強さ 関係の 深さを 実感した。
最後の 2カ月は 体も弱り 寝たきりになり 介護を していた。
なぜか 外でしか 用を足さなくなり 夜中に 吠えて 起こされては
外に 連れて行った らしい。
今年 77歳の 祖母が 2時でも 3時でも 風邪をひいても 嫌な顔をせず
幸せそうに 世話をしていた。
生きていて そばに いてくれるだけでいい。
そして 突然 犬が 急死 したと 連絡が あった。 前の晩から 下したり 体調は
悪かったらしい。
真っ先に 祖母を 心配した。 それは 子どもたちも 孫たちも 一緒。
二人の 関係の 深さを 知っていたから。
祖母の 子どもと 孫に 見守られて 祖父の お墓の 隣に 埋葬された
母曰く 悲しんでいたけど 楽になって 良かったと 言っていたらしい。
私たちと ちがって 祖母は 苦しむ姿を 直近で 見ていたから。
私の ところに ずっと いるよりも はるかに 幸せな 生涯 だった。
自由に 遊ばせてもらい みんなに 愛された。
ペットショップで 目があって 運命の出会いを したのも
祖父母の家に 行くためだったのね。
私は そのための 橋渡し だったのだと 心底 感じる。
今日 話していて 日に日に 寂しさを 感じている という。
本当に 可愛くて 懐いて いい子 だった。
あれだけ 濃密な 時間を 過ごしている だから すぐに 忘れる 方が おかしい。
というか 忘れられないし 忘れる必要もない。
犬との 思い出と ともに これからも 元気で 長生きを してほしい。
帰ったら また たくさん お話し しようね。
やっと 話す タイミングが きたと 思って。
祖母は 一カ月くらい前に とても親密な 関係にあった 犬を
亡くした。
電話の声は 元気そうだけど 寂しい 気持ちは ひしひしと 伝わってくる。
約10年の 付き合いだったけど それは それは 濃密な 時間を 過ごしていたから。
私が 止むを得ず 一緒に 生活を 出来なくなった まだ 鼻の長くなる前の
ダックスフンド を 祖父母の家に 引き取って もらった。
夫婦は 本当は 大きな 犬を 飼いたかった らしい。
予想外の お座敷犬。
でも その 小さな 犬は 鼻が 三つあるようで とても 愛らしく 夫婦は たちまち
とりこに なった。
祖父は 軽トラに乗せて どこへでも 連れて行った。 犬は 車が 大好きに なったらしい。
犬を 迎え入れて 3カ月後 祖父は お風呂上りに 犬の前で
眠るように 息を 引き取った。
苦しまず 大好きな 犬に 見守られながら 穏やかな 顔をして。
傷心の祖母を 支えて 守った 雄の 犬。
郵便屋さんでも 男が 来たら 可愛い顔して 威嚇したらしい。
朝起きたら 手をついて おはようと 言った らしい。
毎日 一緒に寝て いびきを かくらしい。
雷が なったら すぐに 隠れる らしい。
祖母の家に行くと いつも 犬の話を 嬉しそうに してくれる。
『私がいないと ごはんも 食べんのよ。 だけん この子が来て 泊まりの
遊びには いけんね』 って 顔を 緩ませながら。
この時 初めて ペット と 人の 絆の 強さ 関係の 深さを 実感した。
最後の 2カ月は 体も弱り 寝たきりになり 介護を していた。
なぜか 外でしか 用を足さなくなり 夜中に 吠えて 起こされては
外に 連れて行った らしい。
今年 77歳の 祖母が 2時でも 3時でも 風邪をひいても 嫌な顔をせず
幸せそうに 世話をしていた。
生きていて そばに いてくれるだけでいい。
そして 突然 犬が 急死 したと 連絡が あった。 前の晩から 下したり 体調は
悪かったらしい。
真っ先に 祖母を 心配した。 それは 子どもたちも 孫たちも 一緒。
二人の 関係の 深さを 知っていたから。
祖母の 子どもと 孫に 見守られて 祖父の お墓の 隣に 埋葬された
母曰く 悲しんでいたけど 楽になって 良かったと 言っていたらしい。
私たちと ちがって 祖母は 苦しむ姿を 直近で 見ていたから。
私の ところに ずっと いるよりも はるかに 幸せな 生涯 だった。
自由に 遊ばせてもらい みんなに 愛された。
ペットショップで 目があって 運命の出会いを したのも
祖父母の家に 行くためだったのね。
私は そのための 橋渡し だったのだと 心底 感じる。
今日 話していて 日に日に 寂しさを 感じている という。
本当に 可愛くて 懐いて いい子 だった。
あれだけ 濃密な 時間を 過ごしている だから すぐに 忘れる 方が おかしい。
というか 忘れられないし 忘れる必要もない。
犬との 思い出と ともに これからも 元気で 長生きを してほしい。
帰ったら また たくさん お話し しようね。