小さな企業が高収益化を目指す
戦略コンサルタント
「勝手に社外取締役」の木村よしまさです。
今朝は肌寒く感じる大阪です。
寒暖差が大きくなっているので、
風邪など引かないようにご自愛くださいませ。
前回は、国からもらえる補助金について書いています。
是非参考にしてくださいね。
今日は、取締役として体験したことの続きです。
今回は売上計画の作り方についてです。
売上目標ってどうして決めていますか?
経営計画を作っていなくても、
来期(来年)の売上はこれくらいにしたいな、
と考えておられることでしょう。
私もコンサルタントの先生に教えを乞う以前は、
頭の中で漠然と考えていました。
経営計画書を作成するには、
来季の売上目標や利益計画を明確にする必要があります。
普通は今期(今年)の売上は○○○○円だったから、
来期は10%増にしよう、
と考えておられませんか?
これだと何の根拠もありませんね。
ただ思いついただけになります。
なぜ10%増にしなければいけないのか!
そこを明確にしていかなければ、
やる気も湧いてきませんよね。
「売上目標を達成できないのは、
思いついただけの根拠のない目標だから!」
コンサルタントの先生に教えていただきました。
根拠のある目標とは?
まずは、売上総利益(粗利益)はどれだけ必要なのか?
売上総利益から販管費を引くと営業利益が出てきます。
販管費はどれだけ必要なのか?
販管費の中には役員報酬や給与が含まれますね。
(個人事業主の場合は営業利益が報酬の位置づけになりますね)
大事な自分の報酬はどれくらいほしいのか?
設備や広告宣伝に使う費用はどれくらい必要なのか?
これらの数字を押さえて、
だから来期はこれくらいの売上目標に設定しよう。
これなら根拠があるので、
俄然モチベーションが高くなり行動しやすくなりますね。
厳密にいうと営業外収益(受取利息や支払い利息)を加味した
経常利益も考慮しなければなりません。
がここでは、ザクっと書いています。
なるほど、
それまでは売上計画を立てても、
目立った施策を立てる事無く
行動も行き当たりばったりで
やっぱり今年も無理やったで終わっていました。
この考え方を教えてもらい、
各部門でどう動いて行くのかを決めて行くことで、
売上目標の達成が可能となってきます。
今日は、ここまでです。