【介入にやられるのはお約束なのか?】
FXを始めてもうすぐ3年。
幸か不幸か、介入という伝家の宝刀を抜く瞬間に三回も立ち会うことが出来ました。正確にはその年に何回か介入が入るのでリアルタイムで介入のような動きを見るのは5・6回位でしょうか。
毎年のように介入イベントが発生しているので良い経験値となっているのですが、結論としては常に負けています・・・。
介入で救われた~っていう経験はありません。あんなにも救いを求めていたのに・・・。結果としてもう少し待てれば、我慢できれば救われたのに・・・。あと2時間遅いんだよ!!
大勝ちだったり利益を獲れることもありますが、やっぱりポジションを残してしまったりやられた感が残るのです。
では、なぜやられてしまうのか、大反省会をしたいと思います。
【神田被害者の会】
まずは事実として、
①介入前にショートのホールドポジション損切りをしています。
さらに、動いてもロスカットにならないように、②ショートのホールドポジションと同ロットになるように両建てをしています。
そして、③両建てしたロングのポジションがホールドポジションと為ってしまいました・・・。
その後、④追加で資金を入れないと証拠金維持率が厳しくなります。
でも、精神的には⑤生き残れて良かったとなっています。
【余裕・余力こそが万能薬】
①~⑤になってしまうことの大前提としては、「余裕がないこと」これだけだと思います。
証拠金維持率や初心者トレーダー丸出しだった頃は大幅な挙動にメンタルもドキドキしておりました。
お金があればもう少し待てたり、165円になっても大丈夫という心持ちで介入をワクワクしながら待てたと思うのです。
でも、それが出来なかったのです。
①の原因は証拠金維持率が低下してロスカットの可能性が出てきていたので、そうなると全負けなので尻尾切りが必要でした。そうなってしまった原因はポジションが過多だったのでしょう。含み損のツケを払わされた・・・そんな感じです。
ただし、判断としては冷静だったとは思います。介入がなければ162円まで伸びてもおかしくない状況で、投機的な、殺人的な上昇を見せて瞬く間に160円を付けてやや下がって159円台で不気味に停滞・・・。再び動き出したら160円超えて次は162円近くまで進んでも不思議ではありませんからね。
②については、介入に対してチャンスとばかりに参戦しましたが、飛び乗りが早すぎました。やはり5円近く下げたのを確認してから再びエントリーすれば少なくとも現在のホールドポジションが半分で済んで良いトレードと収益が取れていたと思います。
それこそ損切り分を回収出来るくらいの利益は出せたのではないでしょうか。実際に両建てになってしまい5倍ロットでかなり稼いでいますが(JFX分)、20倍ロットだったら・・・・ロスカット分より稼いでいたかも知れません。
③については、また上げると信じていますが、少なくとも3円は下げてからでないとエントリーしない、動きが落ち着いたらチャンスもなくなるのですが、大きく獲れるのであるから大きく損切りしても良しとして、ホールドポジションを作らない努力が必要です。
それが出来ないから大人しく待っておけという感じでしょうか。
④については、小ロットで戦っている内はそれが可能ですが、今後は補填が出来ません・・・。小ロットの内にこの経験が出来て良かったと考えます。有名トレーダーでもロスカットされているそうですが、額が大きいと補填できません。
⑤については、性格もありますが三回とも負けたという評価になるのですが、生き残るのは大事なことです。生きていればやり返すことが出来るし、傷は治るんです。
10万円くらいで練習中はロスカットは良い勉強代として諦められるでしょうが、それ以上でロスカットされるのは論外です。投資をしているのかギャンブルをしているのかよく考えた方が良さそうです。
【もう負けません】
生き残っているので正当化されがちですが、3回失敗したらもう十分です。
次の介入があるか分かりませんが、もう負けない!
神田大明神は絶妙なタイミングで絶望したと時に遅れてやってくるという、この経験を未来への自分への糧にして頑張りたいと思います!介入を余り意識しなくても良いトレード、それが一番上手いトレードかなと思っています。
頑張りましょう!