4月の読書 | 素の素

4月の読書

在宅勤務続きだから読書が進むかと思いきや、走り読みしたものだけで、ほとんど仕事ばっかしてたような気がする〜。

ゆっくり小説読みたい。

4月の読書メーター
読んだ本の数:7
読んだページ数:1262
ナイス数:96

1%の努力1%の努力感想
図書館にて。著者のことは2チャンネルの人である以外は何も知らないで読んだけど、面白かった。2チャンネル的なノリは正直苦手なんだけど、この本で語られる話は魅力的である。本のタイトルに込めた意味や、前提条件やなくなったら自分が困る体験うえストレス、自分のタイプを知ること、ポジショニング、働かないアリなどの話も唸るものがあった。
読了日:04月11日 著者:ひろゆき
文豪ナビ 川端康成 (新潮文庫)文豪ナビ 川端康成 (新潮文庫)感想
自分にとって川端康成は何故か読むのを憚ってきた作家だ。20代の頃にもう少し歳をとってからで良いだろうなんて思っていたらもう20年も経ってしまった。角田さんのエッセイが読みたさを募らせ、評伝も良かった。日本の美、日本語の美と老齢の陰鬱なエロティシズムを堪能しようではないか。ここから10年以内には。
読了日:04月09日 著者:
文豪ナビ 芥川龍之介 (新潮文庫)文豪ナビ 芥川龍之介 (新潮文庫)感想
短編の名手であった芥川。俄然、各作品を遡って読みたい気持ちにさせてくれる。中学生頃に出会ったいくつかの作品で、人間の汚らしさ、エゴイズムなどを鋭く活写されているのを新しい世界が開くような思いで読んだのを思い出す。
読了日:04月06日 著者:
文豪ナビ 谷崎潤一郎 (新潮文庫)文豪ナビ 谷崎潤一郎 (新潮文庫)感想
た、た、た、谷崎はんキター ♪───O(≧∇≦)O────♪
読了日:04月06日 著者:
文豪ナビ 太宰治 (新潮文庫)文豪ナビ 太宰治 (新潮文庫)感想
このシリーズ、太宰も良いなぁ。『人間失格』を遺書がわり(実際の遺書は別にあったろうけれど)にした太宰と、『仮面の告白』を名刺がわりに書いた三島との対比などしてみるのも面白いだろうな。太宰にアンチの姿勢を貫いた結果、結局同じなんだよ!と三島は言ったとか言わないとか。作家の人間性に迫りながら作品を系統立てて見ていくのは実はとても贅沢な人間勉強であり娯楽でもあるんだろうなぁと思います。
読了日:04月06日 著者:
文豪ナビ 夏目漱石 (新潮文庫)文豪ナビ 夏目漱石 (新潮文庫)感想
このシリーズ良いなぁ。漱石は文豪の中でも好きな方で高校生くらいの頃から何作品か読んだ。やはり、『こころ』に惹かれ、解釈を夢想し、悩んでみたり、したよなぁ。今もずっと則天去私という言葉にシンパシィがある。ナビである同書を更に走り読むという雑な読書だけれど、いつの日にかまたじっくり漱石作品と向き合いたい気持ちにさせてくれた。
読了日:04月06日 著者:
大家さんと僕 これから大家さんと僕 これから感想
大家さんとの日常を綴り、矢部さんの感性と視点で大家さんのユニークな可愛らしさを切り取られていて、ほんのり可笑しくてほんのり切なくて、また読んでいて良い気持ちにさせてもらいました。もはや家もなく、大家さんも亡くなってしまって寂しいけれど、こうやって本の中でずっと「大家さんと僕」がいるということは大家さんも矢部さんも幸せだったろうな。
読了日:04月01日 著者:矢部 太郎

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