ヨッチのラーニングのサマーターム3学期は
4月に始まっていますが、
まだ一度も彼は出席していません。
流石に出不精のヨッチも
5月に入ると カレッジに行きたがっていますが
マムは申し訳なさそうに
「 ゴメン、、
お母さん この顔じゃ出かけたく無いよ、、
帽子 取ったら顔 隠せないから
皆んな『 どうしたの? 』 って訊くよ、、
自分でも何の病気か分からないし、、
この黒いカサブタ取れるまで待って、、」
2ヶ月近く過ぎ
だいぶ体調は直ってきたようですが、
未だ頭痛やカユミが消えないようです。
この4月、春の新しいスタートに
ヨッチもマムも新鮮な気持ちで様々な出会いを
楽しんでいました。
ホスピタル、GP., 床屋、美容室、レストラン、
買物 .ウーバー、地下鉄、バス、公共トイレ、、
そして様々な人達との出会い、、
その楽しさが途中から、プツリと切れました。
最初、ヨッチは鼻水を垂らしたり、
咳が出る様になり、その後マムも一緒に
お腹を壊す様になりました。
頭痛が頭の脳天からキーンと痛んだり
リンパ腺が長く痛んだりは マムが
日本で体験したウイルス系の感染症の
症状に似ていました。
一度、血尿もあり、
膀胱炎らしい痛みが無いので⁇?だったのも
一連の兆候だったのかも知れません。
目も腫れ 朝 瞼が開かなかったり
腫れて全くのお化け顔でした。
どうも 毛染めの(肌かぶれ)
どころではなさそうです。
ヘアダイは10年以上 使っている(ヘナ)
なので 免疫力、ダウンとは言え、、、。
彼女は111のドクターの電話診察まで
漕ぎ着けましたが 皮膚炎を直すだけでは
治療にはならない様でした。
《 タミフルの様な特効薬がある筈。 》
と願いながら、黒いカサブタが散らばる
化け物みたいな顔を
「 バアサンでも、辛いわぁ〜、、 」
と、毎日 鏡を見て薬を塗りながら言っています。
ティミはきっと
「 お母さん、日本なら直ぐ専門のクリニックに
駆け込んで薬 貰えるのに、、
何の体験しているの?!」
と言っているでしょう。
体験と言えば
NHSからヨッチの入浴用に
(踏み台)と(バスタブ用 腰掛け)が届きました。
手厚いサポートですが、
ヨッチが幼い頃からバスタブ内に座って
「 肩まで浸かってあったまって 」
と言う日本の習慣はこれでは無理らしい、、。
ヨッチは
(頭からずぶ濡れシャワー)が苦手ですから
又、難関が増えそうです、、、。