先週から ケアラー派遣会社から

インターンの様な ケアラー見習いの人が

本業の人と来ています。


32才のアフリカ出身の独身男性です。

寿司のスの字も知らない

日本に関心が無さそうな人ですが、

ヨッチからイットキも目を離さないで 

サッと手を差し伸べてくれる人です。


日本では 

大連休に入り円安絡みで賑やかそうですが、

ヨッチとマムは やや風邪ッポイ毎日で

唯一の楽しみの日本からのライブ テレビ視聴

しながら身体を休めています。


こんな体調イマイチな心細い時、

ケアラーさん達の手伝いは、

有り難いそうです。



そんな時、今回も 

先日 ヨッチが、2度 救急搬送された日の

サービスに対するアンケートが

ショートメッセージで届きました。


よく来る調査?ですが、いつもフツー、、

程度の返事を 最後まで英文読解をすれば

良い方な対応ですが、今回ばかりは

ハタと考え込んだマムでした、、。


と言うのは

2回の救急搬送を有り難がっていた、、、

はずなのに、、思い出すのは、

2度とも下手な英語で文句絡みなヤリトリが

頭をよぎったからでした、、、、。



最初の救急搬送は朝9時頃 ケアラーさんが

電話してくれ、帰宅は夜でした。


診察記録によると、2時過ぎには

全て終了していた筈なのに

何時間も帰宅出来なかったというのです。


マムの事ですから

「  ウバーかタクシーを自分で呼びたい。」

と頼んだのですが

「   救急車で来た人は病院のトランスポート

  で帰宅する決まりです。     」

 

今 考えれば最もな決まりですが、

《 でも、4.5時間は長すぎる、、、     》



2回目の緊急搬送の日は

「    血液検査に何時間 掛かるのですか? 」

『   2時間ぐらいかなぁ〜         』 


《  皆さん 仕事していないよネェ〜、、 》



今、イギリスも大変な時期で

物価高はここ何年来 続いていて

いくらストを打って給料が多少上がっても

物価高に追いつかず 実質賃金は

増えていないのは 日本と同じのようです。


病院ですから ストライキといかないまでも

サボタージュ程度の意思表示を

せざるを得ないのでしょう。


目先の文句ばかりしか見えないマムに

『   この病院の○○○個所でやってるのよ。』

と言いながら 夜遅くまで 病人に対応する

彼女、彼等達の苦悩を

今更、思い知るヨッチ達でした。


イギリスの悩みの一つの難民問題も

ヨッチのケアラーさん達は皆さん

グローバルサウスな方達ですし

病院で頑張っている人達も

同じ雰囲気な方達です。


マムは

《 日本はストも出来ない  》

と嘆いていましたが、ボケる前に

シッカリ 現実を見なければいけません。