2013年12月11日記事を改変しました。
今日は、鼻にくる風邪の漢方薬です。
麻黄附子細辛湯
(まおうぶしさいしんとう)
は、とてもファンの多い漢方薬です😊
どんな時に良いかというと、
①悪寒、寒気だけある時
②くしゃみ、鼻水
③風邪特有のかったるい感じの時
ベッドに横になりたいダルい時
です。
麻黄も、附子も、細辛も温性ですから、あったまります
熱くて仕方ない熱感の風邪には合いません
あっためて、水を捌きますからくしゃみ、鼻水に効きます👍
特に、鼻風邪だけだったら、即効性があります⭐️
まあ、鼻詰まりは、麻黄含有の漢方薬なら効きやすいです😉
麻黄は交感神経の賦活、
附子は、元気を補って、
細辛は、鎮痛作用があり、
頭や体をシャキッとさせます。
……いいことずくめですが、
麻黄が主薬ですので、
胃弱の人や心臓病の人には注意が要ります。
さらに、附子は子供には、合いません。
子供に使う時は、
例えば、
辛夷清肺湯(しんいせいはいとう)のような、
冷性の漢方薬と合わせて使用します。
麻黄も附子も細辛も苦いです。
私は、これを処方する時
コタローカプセルで出します✨
桔梗湯(ききょうとう)と同じく
超短期決戦の漢方薬です💫
今日の漢方薬
「寒気、くしゃみ、鼻水鼻づまりに、
麻黄附子細辛湯(まおうぶしさいしんとう) 」