こんにちは、yosemitecrackです.
わたくしのバイト先は鉱油を扱っていますが化学品も数多く取り扱っています.
例えばですが、グリセリンはグレードにもよりますが海峡紛争以前は三百円/kg台でしたがこのところ90円以上値上げしています.
化学製品は全体的にオーダーしても全量入ってきませんし価格も時価というか注文時に都度都度値段を確認し見積りを入手しなければならない状況です.
化学産業は原油価格が安定していることを前提にコンビナートで化学品・プラスチック原料を作っています.
ですので原油価格が1バレル60ドルから90ドルなどと上昇すれば即時に価格に反映します.
わたくしは食品業界が長いので瞬時に値上げが始まることにかなり驚いています.
食品はいわゆる作柄と為替が価格に反映しますが原油はかなり違いました.
化学製品は、つまり量があるのかもしれないけれど今の価格が重要なのです.
しかもコンビナートで製造されてくる化学製品はたくさんあります.
生産した化学製品すべてがが高くても買われるかというとそうでないものもあり、今まで計算していた原油から化学製品へのコスト方程式は使用できません.違う国からの原油では化学製品の生産量の割合も変わるので作れるけど価格はこれから設定されるということです.
高い化学製品の原料で部品や最終製品を作っても高い製品になるので簡単に値上げですむわけではありません.
今まで10円/個の部品が15円になったら部品点数の多い車などの最終価格はどうなってしまうんでしょうね.
すべてがめちゃくちゃになってしまったのに(価格はしらんけど)量があると言われても解決する問題ではありません.
直近で高いなと感じたのは、パレットにダンボールを積み上げたときに周りを固定するラップで今では5倍の価格です.
運送屋さんには申し訳ないけれどパレットの上にバラ積みで出荷しています.
これって2024年の米騒動に似ていますね.
国は十分あるって言っても流通で止まって価格が上昇すれば末端は超高い価格になり買えないのです.
ところで備蓄の原油価格って以前の60ドル/バレルであるのか今の原油価格であるのか気になりますね.
ちょっとここで最近気になる石炭は原油の代わりになるのか?
→NOです.
石炭は一度加工させれば化学製品の原料になるのですがひと手間あるということで世界中でこの技術を捨てました.
日本では化学品原料にはなりません.
唯一中国は石炭を使って化学製品を作れるプラントがあるそうです.
原料ソースの分散は重要です.
世の中が不安定になってSDGsをかっこよく目標にできるかは再度議論が必要かもしれません.