伊勢神宮の内外格差是正に向けた取り組み | おせきはん

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3月20日放送のテレビ東京「ワールドビジネスサテライト」で「20年に一度の『式年遷宮』伊勢観光に商機あり」という特集が組まれていました。

今年は20年に一度の伊勢神宮の式年遷宮の年(第62回になります)で、年間約800万人の伊勢神宮参拝者数が、今年は1,000万人以上になると期待されています。
伊勢神宮は内宮と外宮にわかれていますが、平成5年7月に内宮近くに「おかげ横丁」がオープンして以来、内宮と外宮の参拝者数の割合は拡大する傾向にあり、平成23年は内宮参拝者数564万人に対し、外宮参拝者数は224万人、全体の参拝者数に占める割合を見ると内宮:外宮=71.6%:28.4%となっています。ちなみに平成23年の「おかげ横丁」入場者数は424万人でした。

そこで、伊勢商工会議所は、外宮参拝者数の増加を目指して飲食店、観光スポットを表示するスマホ用アプリを開発するほか、外宮が食と産業の神様を祀っており、地元の企業が外宮に奉納したものと同じものを販売するときに伊勢商工会議所が認定シールを貼って売り出し、外宮の奉納物のブランド化を図り、5年以内に外宮参拝者数を100万人増やそうとしています。

8月11日には外宮近くの伊勢市駅前のジャスコ跡地に純和風の天然温泉のある温泉旅館「伊勢外宮参道伊勢神泉」(1泊2食つき24,000円~)も開業予定です。
伊勢神宮は、外宮→内宮と参拝するのが正式な参拝ルートです。
3月21日から近畿日本鉄道が大阪難波、近鉄名古屋と賢島をそれぞれ1日1往復(原則として水曜日以外の毎日)する新型観光特急「しまかぜ」の運行を開始します。
「しまかぜ」は全シート3列配置のデラックスな仕様で、1号車、6号車の展望車両のガラス面は大きく、和洋各1室の個室、カフェもあるシニア層をターゲットとした豪華な特急電車です。
伊勢商工会議所などによる外宮参拝者数増加に向けた取り組みや新型観光特急「しまかぜ」の運行により正式な参拝ルートが定着し、伊勢神宮の内外格差が是正されることを期待したいと思います。