晴海にある、とても不思議な廃墟な建物

廃墟1

日々、進化し続ける臨海地方には、転々と、謎な建造物が残っていて、とても面白い。
毎朝、眺めながら、あの円筒形の中身について想像。
何かが、残っているのか。
はたまた、誰かが、残っているのか。
残っているっていうのと、取り残されているっていうのは全然べつもので、残っているっていうのは、誇り高い気がする。そしてちょっと煩わしい感じ。私立校にずーっと在任してる先生みたいな。

今朝の衝撃は。
画像のように。

廃墟2


空洞。
ごちゃごちゃした階層があるわけでもなく空洞。

長野まゆみサマの小説にね「テレビジョンシティ」っていう隔離された環の星で暮らす少年達の物語があるんだけど、上昇し続けることは下降し続けることであり、離脱は決してできないからこそ成立する物語って解説されていて、すっごい好きなんだけど難しくてとてもぷあぷあした理解で留まっている作品なのね。

今日、この空洞をみて。
ああ、このことなのかもしれないって。
壁が崩れた瞬間にも、あたしはきっとその中身を知ることは無いんだって。
秘密は秘密のまま守られるし、恐ろしいくらい無知なまま前進することもあるんだって。

なんか、難しいこと書いてる気がするけど。テレビジョンシティにアンテナをあわせるとこういう表現になるのね。にゃはは。

あたしの敬愛するS根さんは「難しいことを簡単に説明出来るのが賢さだ」って言ってて、それから、人間はPCみたいに、処理能力(思考)とか、出力能力(発言)とかいろんな能力からなりたってるけど、一番伸びるのは、入力機能が優れてることだって言ってた。つまり素直さが大事ってことよね。


ブログに反応して、フランスで暮らしてるチコちゃんが「こっちくるときは一緒にモロッコいこー」なんてメールくれて、にゃんだかものすごく。
地に足がついてるみたいな安心感を得て。
とてもとても、嬉しい。ありがとう。


だいぶ胃も回復してきたよー。
んー、フォアローゼスのみたーいっ!!