今でこそ当たり前の歯医者さんですが、よくよく考えてみると、一体全体いつの時代から存在しているのでしょうね。歯の手入れに関しては間違いなく今の時代よりも昔の時代の方が、劣っているはずで、それを考えるならば、ほとんどの人たちが虫歯に苦しんでいたに違いありません。となると、霊長類の長たる人間ですから、それを解決しようと歯に関してあれこれと研究を進めていくはずです。最初のうちは、歯を引っこ抜くといういたってシンプルな治療が行われていたことでしょう。これだと、大切な歯がなくなってしまいますから、今度は歯を削るという技術が確立されたはずです。そして、詰め物をしたり、入れ歯を用いたり、更には歯磨き用のツールも開発されたりと、徐々に進化していくのです。そうやってノウハウを蓄積して行った結果、現代ではインプラントという正に理想的な治療が行われるまでになりました。こうやって想像してみると、うーん、もしかすると、人間の歴史と歯医者さんの歴史は切っても切り離せない関係性があるのかもしれませんね。