どこの歯科に行けども、昔は凄く流行っていて予約がなかなか取れなかった歯科院も少子化と歯科院の増加により、経営に困っています。また、今後の問題は、歯科が歯科院に留まるのでなく、訪問診察も出来るようにすることです。超高齢化により、今まで通院していた歯科院へ通院が出来なくなりつつある高齢者が非常に多いです。交通機関の駅やバス停から離れていると敬遠される時代に突入してきています。これからの歯科院は、歯医者が高齢者の為に訪問診察を導入するかどうかにかかっています。簡単に決められることではないです。そこの歯科院に歯科医が2名以上いるのであれば良いですが、経験の浅い研修医レベルの歯科医はメンバーに数えられないので、経験豊富な歯科医が2名以上、歯科院に常にいれる歯科に限定されてしまいます。そして、1名が軽自動車に機材を乗せて各患者宅へ出向くのです。一回の治療で会話も含めるとどうしても1時間以上かかりますから、報酬としては少ないです。しかし、訪問診察が出来るようでないと、今後、ますます高齢者は近くの歯科にしか行かなくなります。少子化で子供の診察数も減っていますから、何かしらの対策が必要です。それが訪問診察です。