我が家の初詣は毎年元旦に伊勢神宮へ。皆大変そうに思うけれど、一番すいていると思う。年越し参りの人の後、遠くからやってくる人の前。
本当は8時頃には出発していたいけれどなかなか・・・
結局8時半をとおに過ぎた時間に出発。祖母の足にはひざ用のカイロを使ってみた。
まずは定石どおり外宮さんから。
今年はNTT横の駐車場をバスの回転場か何かに使っていて利用できない。まぁいつもここは満車だから気にしない。でもここで祖母をおろして駐車場へ。まだすぐ停められる程度に開きはある。
まずは手水を使って清める。
これには作法がちゃんとある。左手右手と洗ったら、左手に水をためてそこから口に水を含んで口を清める。でも直接ひしゃくに口をつける人がいるので私は真似だけ。その後、また水を汲んでひしゃくを立てて手を握っていた部分を清めてもとに戻すのです。そのままにしないでね。
カイロのせいか、栄養ドリンクのせいか、心配になるくらい祖母はタッタカと歩く・・・というより小走り。内宮さんに行くまでにガソリンが切れてしまうんじゃないかと思うくらい。
とりあえず外宮さんの参拝をする。
ここは豊穣の神様が祭られているので、祖母さんに「豊作を頼むんやに」と言うと、隣にいたおじさんが「本来のお願いだなぁ」みたいな事をボソッと言われた。
お祈りを済ませて駐車場に。
内宮さんでトイレが混んでいるといけないので、無理に祖母をトイレに行かせた。その間に私は車を取りに。
丁度車の前方に祖母が歩いてきた時にエンジンを起こして出るところだった。
そうそう、今日の私はハデハデな黄色のジャンバーを来て出かけている。恥ずかしいが祖母の迷子防止なのだ。祖母にハデハデを着せるのもよいのだが、私が見つけたところで、違う方向に歩いていってしまうと
追いかけなければいけない。しかし私を見つけることができたら、探しまわらずに私が近寄るまでそこに居るはずだ。ここで早速効果あり。黄色い私を見つけて、車の進行方向で待機していた。これからはこの作戦でいこう。
内宮さんに向かう道も渋滞はない。国道との交差点で信号待ちして、少しのろのろした程度。普通の駐車場もとおりすぎ、最初から陸上競技場の方に向かう。ここだとおはらい町を楽しむ事はできないが、内宮さんには近いのだ。年寄り連れで参拝が目的ならここからが一番。
1000円払って、参宮記念シールをもらい駐車。
昔の参宮道をとおって内宮さんへ。宇治橋も渡らない。
丁度どんど火を消す散水車が来たところだったから、十時くらいだったのかな?カケチカラ会の甘酒ふるまいもやってたし。
またまた手水でお清め。こちらは混んでいるので、またまたハデハデコートが役にたった。
こちらでも祖母はタッタカと歩く。
石段下からは別行動。ここから並びだす。迷子になっても伊勢茶のふるまいのある休憩所で待ち合わせという事にしてある。
祖母たちは左の端から。鳥居をくぐる事はできるが、拝殿の前でなく、左に設けられたところでの参拝となる。私は例年どおり真中から参拝。右端は鳥居をくぐる事はできないが、すぐに参拝できる。ツアーの人たちなどはあちらから。
とにかく真ん中は動かない。例年以上だ。1時間くらいはかかると思う。それでも他の時間帯にくらべたら、1時間でど真ん中参拝できるんだからありがたいもんだ。ま、それだけ並んでもお祈りするのは平和である事。内宮さんは国の神さんだから、個人的なお願いはしないものらしい。でも世界が平和なら、自分も平穏に暮らせるはず。
さて、休憩所まで駆け足で向かう。しかしぐるっと回ったが居ない・・・あれ?まだお守りのところかな?と思い戻るが居ない。ハデハデコートでうろつくのは本当に恥ずかしい。
また休憩所に行くが居ない・・・がそういえば私の居た休憩所のとなりに大きい休憩所があった。そこに行くと祖母たちが待っていた。なんだーーーー。
聞くと、私が遅いのがわかっているので、甘酒を先に頂いてきたのだという。確かにそこから一番近い休憩所はこっちだ。来年からはこっちから確かめに来ないといけないな。
そして恒例のカケチカラ会の甘酒ふるまい。祖母たちは二回目。
昔はお米を寄付?していたので、無料券みたいなのをもらっていたけれど、今はないのかな?ここでは500円でオリジナル湯のみもいただける。私はお賽銭とここで各1000円ずつお納めする。湯のみも二個。
ここで信じられないのが残す人。確かにバケツは用意してくださっているが、飲めないなら「少しだけ」とお願いするべきだ。中には一口程度飲むか飲まないかで捨てる人がいる。家族で来ていて子どもたちが飲めないのを「もったいない」といいながら捨てるのを見ている親が居るが、子どもの残したものくらい、自分たちで飲んでくれーーーと思う。
おじいさんが、袖口にこぼれた甘酒を、コップを持ちながら拭こうとしていて、さらに傾げたので、さらにこぼしていた・・・歳をとるとあぁなるんだ。笑っていられない。
後は楽しい食事。
宇治橋をわたって伊勢うどんを食べに二光堂さんへ。これもうちの定番。ただいつもと違うのは祖母さんの歩くのが早い事。到着するまでに、あっちへ行きこっちへ行きするのを修正するのに疲れた・・
いつもなら定食をたぺるのだけれど、その後の赤福が苦しいので伊勢うどんだけにした。ここで丁度昼。12時に5分ほど前だったか?そのおかげですぐに座れるし、すぐにうどんも来た。
そうそう、最近西洋人らしきお坊さんが托鉢に立っておられる。今年も少ないですが入れさせていただきました。回向がありますように。
次に赤福・・・の前に母はお供ようのお酒を買い、私たちはういろう屋さんに。いつもの迎春ういろうを買う。しかし見たことのないういろうが・・・清石ういろうだって。これも買ってみた。
私を待つ祖母が「あれは何や」というので何かと思うとチーズ棒とたこ棒を皆が美味しそうに食べていた。座るスペースもあるし、たぺたいと言うので買った。祖母に食欲があるというのはいいことだ。
ついでなので私も違うものを頼んだ。じゃがバタ棒と、まるごと海老何とか。3分ほどかかるというがせっかくだしお願いした。母と一口ずつたぺ比べたが、じゃがバタは納得の味。海老の方は見た目ほどすごいものではなかった。でもやっぱり定番が一番だよ。
いよいよ赤福本店。ここはいつもにぎわっている。込み合うので必ず座敷の奥からつめて欲しいといわれた。歳よりは正座ができないので、通路のところで腰掛けさせてやりたかったのだが、壁ぎわにつれて行ってもたれさせた。
いつもの事だが、赤福のお茶って美味しい。幸せ~。もちろん赤福も美味しく頂いた。お昼を少なくしておいてよかった。
赤福のすぐ横の橋をわたると、サバ寿司とサンマ寿司が売っていた。これも祖母が欲しそうだったので夕飯に買った。祖母さんすごい食欲だ。
その後も、宇治の家のしめ縄を見ながら帰った。本来、宇治の家のしめ縄はシデ紙しかつけないのが慣わし。門松も榊にトンボをつけたものだけで、松はつけない。でも最近はそういうしめ縄が手に入らないのか、伊勢の一般的なしめ縄の札をはずしただけのものや、青物(葉っぱ)もとったけれど、シデ紙が足りないものなどを多く見かけた。さみしいなぁ。
帰り道。駐車場から家まで、すいすいすーい。すべて順調に終わった。今年一年こんなふうにすごせたらいいなぁ。
これで我が家の恒例初詣終了でござりまする。