黒潮よさこい祭り2019から、CHIよREN北天魁さんの演舞をご紹介します。
CHIよREN北天魁さんは千葉県千葉市を活動拠点とするチームで、千葉県のよさこいソーラン普及のため、船橋市のREDA舞神楽さんとともに結成されたチームです。
2月23日に開催された両チームの20周年記念公演では、CHIよREN北天魁さんの2019年の作品「うちの猫」がメンバーなどに不評であったというエピソードが披露されていました。
漁師歌が正統派とすれば「うちの猫」は異色な存在です。6月に札幌で開催されるYOSAKOIソーラン祭りを勝ち抜くうえで不利なのかもしれません。
一方、私はこの斬新な作品を肯定的に評価しています。長期的にみて、新しい発想は伝統芸能の存続にプラスとなることが多いこと、また、一般論として、笑顔にあふれた楽しい踊りを披露することは、お祭りに求められる「ハレ」の日の創出に多大な貢献をするからです。
20周年記念公演では新作が披露されましが、作品がこれからどのように磨かれていくか、チームのみなさんが満足いく踊りができるか、そしてよさこいソーランの歴史に一石を投じる作品となるか楽しみです。
■シンボルロード会場
■市役所メインステージ
※よさこい演舞の衣装の美しさ、踊ることの楽しさをお伝えできる写真の選定を心がけていますが、支障がございましたらご連絡をお願いいたします。