絵本、紙芝居の可能性 | 大自由の翼のブログ

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今夜は、友人ねっちのお誘いで、オンラインで絵本の読み聞かせ会、紙芝居の会に参加しました。


私は途中退席してしまったのですが、以下の絵本の読み聞かせと紙芝居を視聴しました。


1. 絵本

ぐりとぐら


ともだちほしいなおおかみくん


2. 紙芝居

世界一大きなケーキ



今回、絵本や紙芝居をかなり久しぶりに視聴していて、気づいたことが一つありました。


どの絵本や紙芝居もストーリーは感動的で深いものでした。

ともだちがほしいおおかみくんは、他の動物たちがオオカミは怖いものという先入観があり、最初は怖がっていたけど、オオカミくんがみんなのために働いていることを知り、オオカミくんと仲良くなるというストーリーなのですが、現実の人間世界も同じで、誰かが誰かに対して偏見を持っていたり、こういう人間だと決めつけたりして、傷つけあっている。だけど、個人個人をよく観察すれば、それが誤解であることに気づくことがあります。

それを絵本を使ってメッセージしていると感じました。


ぐりとぐらは、かなり有名であるものの、私は見たことがなかったのですが、日常生活のありふれた時間が幸せであることを思い出させてくれる絵本かなと感じました。

ぐりとぐらは、本当は動物だけを登場させる絵本なのですが、今回読んだところは、人間の子供が登場。

これは、病気で食事ができなくなり後に亡くなった子供が、ぐりとぐらが好きで食べ物の美味しさを絵本を通して感じていたそうで、子供が亡くなった後にその両親がぐりとぐらの作者に相談して、人間の子供を登場させたという感動の逸話が紹介されていました。


紙芝居は、これまた世界一大きなケーキを初めて視聴しましたが、子供たちのケーキを食べたい‼️という願いが大きくなり、とてつもなく巨大化したケーキを街中の子供達に食べてもらうという展開になり、奪い合うのではなく分かち合う大切さを訴えているなと感じました。


ここまで大体の感動ポイントを書きましたが、私の気づきはここではありません😆。


今回絵本や紙芝居を視聴して感じたのは、これらの世界は空想、ファンタジーの世界であり夢を与えるということ、また創造性を作っていく可能性が大いにあるということです。


今回読んだ絵本や紙芝居の世界は、現実世界では基本あり得ない世界です。動物同士が仲良くしたり、人間と動物が仲良くして食べ物を交換したり、ケーキが勝手にとんでもなく大きくなったりはしませんよね。


でも、昨今はメタバースなど3次元の立体仮想空間で、現実はおろかそれ以上の世界を作ってしまう時代です。それは現実世界では考えられない世界であり、ある意味絵本や紙芝居の世界につながる話だなと感じました。


絵本や紙芝居を創造性を掻き立てるツールだと考えたら、絵本や紙芝居も捨てたものではなく、創造性や独自性を磨くとんでもないツールになると感じました。