今夜も令和哲学カフェを視聴しました。
本日は出勤していたこともあり、疲れ気味だったため、YouTubeでの視聴のみにしました。
水曜日は騎士道について深めていますが、今回は騎士団について深めました。
騎士団が出てきた時は、財産も持つことを許さず、独身を貫き神のために働くという精神が息づいていて、騎士らしい騎士の集まりという感じだったようです。
が、時代を追うごとに名誉システムや友愛組織になっていき、最終的には実体のない騎士団になっていったようです。
当時の戦争が剣🗡️だったのが、やがて銃や大砲、爆弾など飛び道具になったことを考えれば、騎士団の存在意義もなくなるよなと感じました。
そんな騎士団ですが、三大騎士団というのがあるらしく、聖ヨハネ騎士団(マルタ騎士団)、テンプル騎士団、チュートン騎士団だとか、それぞれベースが一言でいえば、病院、銀行、国だとか。
聖ヨハネ騎士団は元々聖地を守るために作られて、病院組織がベースになっているとか。聖地の巡礼者の宿泊所が出発らしいです。
この騎士団は、イスラム勢力からの守りのためにいたようですが、徐々に力を弱めてしまい、海賊的な活動をしたりしていたようで、ナポレオンの時に一旦は完全になくなったようですが、ローマで復活したようで、そんな流れもあり、徐々に騎士はいなくなったようですが、元々病院組織が母体だったこともあり、今でもローマにマルタ騎士団国として残っているとか。領土はないけど、国籍を持つ人が一定数いて、120カ国以上と国交を持ち、300億円近い資金も集まってくるとか。その資金は全て救援や災害支援に充てられるそうです。
テンプル騎士団は、十字軍がエルサレムを奪還した後の治安を担当していたこともあり、エルサレムの中心に騎士団の建物があるくらい力があり、銀行業務をやっていて、世界銀行の先駆けだったとか。
しかし、当時のフランス国王に騎士団廃止の謀に合い、全員が身に覚えのない罪を着せられ処刑され、1312年に消滅してしまったそう。
後に濡れ衣が晴れて、名誉を回復したそうです。
チュートン騎士団はドイツ騎士団で、野戦病院がベースですが、寝落ちして聞けず(苦笑)。
騎士団の流れから、AI時代に必要なBest共同体の精神とは?についてディスカッション。
まず心、エネルギー、物質の関係性を説明する新しい言語を開発した上で、無為自然の無為になること。その上で明確な意図、何を実践して何を実践しないのか?を明らかにした時に、その共同体に求心力が生まれて、誇りとプライドを持てるようになるというまとめになりました。
令和哲学者ノジェスさんは、終わりなき物語を大統合して、共同体を進化させ続けることができる必要があるという話でした。そのためにはBest Beingで生きること、すなわち完全認識、完全行動、無為自然になることが大切だということでした。
Best Beingがdignity1.0なら、Best共同体はdignity2.0である。1,5,25,125と共同体を拡張させるには、お金循環スピードを上回る信頼関係構築スピードが必要との話でしたね。
私たちがこれからどんな共同体、宙船を作るべきなのかのメッセージと捉えました。