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今夜も令和哲学カフェを視聴しました。



昨日に続き、本日は日清戦争から大正デモクラシーくらいまでの歴史の振り返り解析をしました。


韓国を含む朝鮮は昨日ブログでも書いた通り、政府に軍事力がないので、権力争いからくる内戦を他国の軍隊の支援をもらってやるという感じでした。

日清戦争で、韓国の独立を清に認めさせて大韓帝国を作ったはよかったのですが、その後ロシアの南下政策で脅威に晒されました。

そのような背景もあり、日露戦争で勝利した日本は、ロシアの脅威を堰き止めるべく、大韓帝国を日本の保護国としました。

しかし、これが逆に大韓帝国民の反発を招き、皇帝も反発。オランダに密書を送ったことをきっかけに、日本は、新しい皇帝を立てて、大韓帝国の軍隊を排除、統監府の力を強めます。


やがて、日韓併合に向かいますが、その最中伊藤博文が暗殺されます。


そんな中でも日韓併合は実現しますが、今度はアメリカのウィルソン大統領が、自決発言をして、これで大韓帝国民のアイデンティティを奮い立たせることになり、反発をさらに強めて、3.1独立運動が起きます。

日本はこの状態を静かにするべく、今度は力を使わずに、大韓帝国民に権利を認める法制改正を一気に進めます。

これが武断政治から文化政治に変わることとなり、日本の統治に対する抵抗はほとんど見られなくなったとのことでした。


話を聞いていて、結果論にはなるかもですが、日本が統治をしたことで、韓国、朝鮮の近代化は進み、大韓帝国民のアイデンティティが強くなり、国民が以前よりは自律に向かったのかなと思いました。


武断政治から文化政治に大きく方向転換したのも当時の日本は賢い選択をしたのかなと感じました。


その後、令和哲学者ノジェスさんから、韓国で主流となっている朱子学と日本で主流となっている陽明学について話があり、朱子学は存在の根源がなんなのか?と存在のロゴスに着目してforしか関心がない状態であるのに対して、陽明学は正しくないものを正しくするというof、byにも着目しているとの話がありました。


この点は、私も理解しきれておらず、上記の表現も正しいか自信がありませんが、forつまり目的だけにフォーカスしてofやbyに着目しないのは危険ではないか?という話がありました。


昨日の令和哲学カフェの話とつなげれば、それは世界戦略がないのと同じではないかと感じました。


G7サミットにおいても、forばかり強調されて、ofやbyがないと。それでは絵に描いた餅になってしまい危ないと感じました。


日本や韓国を見ていて、アメリカの51番目の州、52番目の州になろうとしているようにしかみえない。

韓国は核を持たないとアメリカに宣言して、日本も核を持たないと宣言しているけど、核を持たないなら、核を持つ国をどう統制するのか?を考える必要があるという話に共感しました。


出演者の中で、日本はこうあるべきだ、こうした方がよいという話はするけど、その反面リアルに向き合おうとしていないのを感じるという話がありました。

それには共感するしかなかったし、日本が思考停止状態になっているとつくづく感じました。


改めて、日本が世界戦略を持たなければならないこと、そのためにもリアルと向き合い、その根本にある真の問題を発見して理解することが必要不可欠であると感じました。そして、それを理解させる教育が必要であるとも感じました。