日露戦争が日本や世界をどう変えたのか? | 大自由の翼のブログ

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今夜も令和哲学カフェを視聴しました。



今夜は明治後期の歴史を紐解きました。


昨日は主に明治政府立ち上げから、日清戦争までを取り上げましたが、今夜はその先の日露戦争を取り上げました。


明治時代の世界を見ると、西洋列強が軒並みアフリカやアジア、南アメリカなどに侵略して植民地化していき、富を増やしていった時代でした。そして、見せかけの和の状態で、不平等や格差が激しくなり、世界の国々がそれぞれの思惑で主導権を握ろうとするそんな時代でした。

そして、そんな時代を日本はどう歩んでいったのか?


日清戦争での日本の勝利は、小国日本が大国の清を破ったという意味で世界に衝撃を与えて、世界を驚かせました。

しかし、戦後の清との交渉で、朝鮮の独立を成し遂げたものの、ロシア、フランス、ドイツが三国干渉をしてきて、日本はやむなく遼東半島を中国に変換しました。

この時、日本はとても悔しい気持ちが起こったと思います。


そして、今度はロシアが朝鮮(満洲)や中国に侵略しようとしてきました。

日本は、自国の利益のためではなく、アジアの解放のため、朝鮮を独立させるなどしてきたので、ロシアの行為は武士道から見て恥だと感じたことでしょう。


そんな日本は、政府や兵隊だけでなく、日本全体が一致団結して日露戦争に入り、見事にロシアに勝利します。


現実的には、経済や軍隊の国力において、ロシアは日本の10倍あると言われていました。それだけの力の差があるのに、日本がなぜ勝利したのか?


男性性集団武士道が遺憾無く発揮されたこと、一人一人がミッションとエモーションを持っていたこと、天皇を中心としてそこに忠実だった、日本独特の精神性、精神が生命原理を超える、因果エネルギーの一点を超えることができた、オールゼロ化して手放す勇気があり、ロシアを飲み込めたなどの意見が出ました。


令和哲学者ノジェスさんが補足として、アメリカとイギリスを味方につけて、ロシアを孤立させたこと、ロシアを外からだけでなく中からも壊したという話がありました。

日本は精神性もすごいが、戦略的にも強かったという話や武士道は常に一番強い相手と戦う姿勢態度があったという話が印象的でした。


Q&Aで。ロシアが今ひとつ身近に感じないのはなぜか?という質問があり、令和哲学者ノジェスさんから、今の日本人はnot Japanの状態だから、ロシアを身近に感じにくいと。オリジナル日本になれば、ロシアのこれまでの行為が恥であり、日本にとって許せないことをしているのがわかるという話に、改めて自分のアイデンティティがどこに設定されているのか?が重要だと実感しましたし、自分たちがこれからどんな未来を作っていきたいのか?日本人としてどんな社会や世界を作っていきたいのか?という問題意識を持っていきたいと思いました。


今回日露戦争の話を聞いて、日本が本当にすごいと感じると同時に、世界が日本の凄さと脅威を感じたのも分かる気がしました。

プレートが生存時代の真っ只中で、武士道精神で勝負した日本。


これからはオリジナル日本で勝負する時代だと感じました。