精神を立たせる | 大自由の翼のブログ

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本日でメソッドセミナー前半が終わりました。後半は受講しないので、それは後日仕事が休める状況になったら考えます(笑)。


今回のセミナーでは、イメージ言語のトレーニングを徹底的にやりつつ、聖書や日本の歴史の解析を改めて聞く機会に恵まれました。


今回のセミナーを一言でまとめるとすれば何だろう?と思った時に、ふと頭に浮かんだものがブログのタイトルとなった


精神を立たせる


というものでした。


あまり詳しくは書けないのですが、聖書を通じてジーザスが何を考えて行動していたのか、どんな生き方をしていたのか?また明治維新から太平洋戦争終戦まで日本人が何を考えて行動していたのか?どんな生き方をしていたのか?という点で、実は共通点があるなと感じました。


それは覚悟とも言えるし、決断とも言えるし、大義名分を全うしようとしていたとも言えますが、そのような覚悟、決断、大義名分の基礎になっているものが精神性であり、精神が立っているという感覚があるように感じました。


聖書の解析はかなり独特なものがあり、ここでは書きませんが、明治維新から太平洋戦争までの日本人には平和精神や他人への思いやりに溢れていると感じました。

一つ例を挙げるなら、日露戦争で主役だった乃木希典は、日露戦争に勝利後、ロシア側の大将と戦後会議を開くのですが、通常であれば囚われた身であれば牢獄に入れて捕虜服を着させるところ、乃木希典は、大将の軍服や銃刀をそのまま着せました。それだけ乃木希典は敵将に対する尊厳を尊重して対等な関係で会議をしたのですが、それだけでなく、敵将がロシアに戻って国から死刑宣告をされたのを聞いて、死刑の判決を覆すようにロシア政府に働きかけたり、敵将が無期懲役判決を受けたものの刑務所から出所したと聴くと、出社後に生活ができるようにお金を送るなどしたのです。

敵として戦った相手にここまでやるのは驚きを通り越して感動を覚えました。


他にもいろんな逸話があったのですが、日本というと戦争犯罪国というイメージが強いと思います。

しかし、民間人への原爆投下や焼夷弾投下は国際法違反と言われていますし、また日本が国際連盟を離脱したのは、一般的には満州国が原因とされていますが、人種間の平等を訴えていたのを、欧米諸国が否認したことも大きな要因としてあるようです。動画があるようですが、見つからないのが残念!

私も色々調べていくうちに、日本が平和を願っていたけど、当時の社会情勢で戦争に進むしかなかったという感じを持っています。


太平洋戦争後、日本はアメリカに実質7年間植民地支配を受けて、西洋学問や西洋教育などで、個人主義を徹底的に入れさせられました。

それは、朝鮮戦争などによる特需もあり、強烈なエネルギーとなって、驚異的な戦後復興を遂げることになったことは否定しませんが、今は個人主義がかなり進んだ分、日本人の多くが孤独孤立、不安恐怖で苦しんでいるように見えます。


まさに日本のアイデンティティの危機と言っても過言ではないでしょう。


そんな日本の状況を反転させるためには、日本が本来持っているアイデンティティを取り戻して、かつ日本の精神を立たせる必要があると感じました。


それを実現するためにも今回のセミナーのベースとなっている認識技術の学びを通して、まずは自分の精神、アイデンティティを立たせた上で、周りの人たちの精神を立たせるようにしていきたいと強く思いました。

そして、凛とした生き方、美学のある生き方を仲間ともに実現して、世界に発信したいと感じています。