野球にハマる前の幼い頃はサッカー好き一筋で、イメージカラーとマスコットを理由にフリューゲルスのファンになっていった。
1997年に野球にハマり始めたとき、フリューゲルスと同じ横浜ということでベイスターズのファンになり、翌1998年にベイスターズが38年ぶりの優勝・日本一で興奮してたその矢先、フリューゲルスのマリノスとの合併問題。当時小学3年生の自分は合併という物事の意味が何なのかよく分かっていなかった。
フリューゲルスが無くなってからしばらくはサッカーから離れて完全に野球一筋になっていた自分。フリューゲルスのサポーターの努力によって誕生した横浜FCを試合結果で把握することはあったが、関東圏外の人間ゆえにあまり情報が入ってこないのもあって、ソシオの騒動とかフリューゲルスの名称を受け継ぐのか否かとかの話もよく分かってなかった(大人になってから色々と漠然としながらも把握していった)。
高田昌明、渡辺一平、モネール、佐藤一樹、山口素弘、三浦淳宏といったフリューゲルスでプレーした選手が横浜FCでプレーしたのは個人的に感慨深かったから、フリューゲルスと横浜FCは別物として歩んでいったことが分かっても、いずれフリューゲルスのように強いチームを…と、陰ながら注目してきた。
自分のサッカー熱が戻ってきたのは横浜FCがJ1に昇格した2007年あたりだったと思う。(その何年も前からJリーグのウイイレはやってたけど)
ただ、ここ何年かでゴール裏のモラルに欠ける言動みたいなのが記事とかになったり、フロント内部のあれこれみたいなのが出たあたりから、うーん…と思うところが出始めた。
トドメを刺されたのは、う◯こマリノスチャント。
あれをSNSで見かけたときドン引きした。
今は少し距離を置いた形での横浜FCのファンというところである。(それでもファンを辞めることは決して無いとは思う)
そして現在、川崎フロンターレとアスルクラロ沼津も掛け持ちで応援している当方。
フロンターレとアスルクラロには新たな楽しみ方を貰った気がする。
川崎フロンターレに関しては、ファン感の映像を動画サイトで見かけたり、斜め上の企画をよくやったりして、このクラブ面白いなと思うようになり、次第に注目するようになっていった。
近年、水樹奈々さんのライブを通じて知り合った友人の1人がフロンターレサポーターであることが後に判明し、何度か一緒に観戦したのもあり、フロンターレのサポーターになっていった。
アスルクラロ沼津に関しては好きなアニメ作品の一つであるラブライブ!サンシャイン!!の舞台が沼津なのが大きなきっかけである。
キャストが来場したコラボ試合(斉藤朱夏さんが来場した2018年の試合)を観て、応援しようという気持ちが増した。一度はアスルのゴール裏に行ってみたい。(本来なら4月の長良川での岐阜戦でそうしたかったのだが、中止になったので仕方ない)
そして、そのラブライブ!サンシャイン!!のアニメ2期のストーリーでフリューゲルスを思い起こし、感傷に浸ることになるわけで(1話でまさかとは思ったが)。
7話で浦の星の統廃合が決まって、Aqoursがラブライブ!本戦辞退を決めようとしたときに、よいつむ(千歌・曜・梨子のクラスメイト3人)の「優勝して浦の星女学院・Aqoursという名前を残して」という言葉で、フリューゲルスと重なって涙が止まらなかったし、そこから本戦での優勝を決意したAqours9人の本戦でのWATER BLUE NEW WORLD(以下WBNW)はフリューゲルスの選手たちと重なってまた泣いて。
3rdLIVEツアーでのWBNWは更に泣いた。
その3rdツアーの映像配信が来週5/9(土)にある。
きっと泣くだろう。
サッカーとはさほど関係のない、ハマったアニメのシリーズでフリューゲルスのことで頭いっぱいになるなんて思いもしなかった。
かつての自分は横浜FCにはフリューゲルス復活を求めていた。今では踏ん切りはついてるけど、なんだかんだで心の片隅には残っている。
フリューゲルスがあったからサッカー好きになった。
横浜FCがあったからサッカー熱が戻った。
そこに変わりはない。
J1で横浜FCとフロンターレとアスルクラロで優勝争いをする日が来ることを夢見ている。
これからもフリューゲルスの試合の放送があるたびに、色んなことを思い出していくのだろう。