習い事の人気ランキングをちょっと検索したら、ピアノはまぁまぁ上位ですね。
3位とか。
ピアノは、無理やりやらせず好きになってくれれば、いいことづくめだとは思います。
脳にもいいしね。これは絶対。私も中年の物忘れがひどいですけど、たぶんピアノ弾いてなかったらもっと崩壊してたと思う笑。
でもそんなの下心やん。脳にいいからピアノ弾かせるとか、頭よくなってほしいとかさ。
本人が「楽しい」と感じる以上のモチベーションてないと思うし、それを育てるのがプロの私たちの仕事なんじゃないかなっていつも思っています。
発表会前で、特にセッションする子たちに今週ずっと言ってることがあって。
一番大事なことは
止まらない
セッションは、同じタイムの中を3つの楽器が一緒に進んで音楽を作っていきます。
これは「時間を守る」っていうこと。だから止まってはいけないし、行くべきところに早く行きすぎても、遅く行きすぎてもだめ。
ぴったりのところに行く。
次に大切なことは
引き返さない
間違えたら弾き直したくなって引き返してしまうけど、
戻ってはだめ。止まらないことが一番大事だから。
しかし、間違えた音を弾いてそのままにするのは嫌ですよね。
正しい音で弾きたいよね。
そこで最後に大切なことが
練習する
です。
この三つはくるくる円になっている。
さて、誰のために練習すると思う?
ママのため?先生のため?バンドのため?
いつでも、ピアノを弾く時、そこにいる人は誰でしょう?
それは・・・
自分だよ。
自分のために練習するの。
そんな話を、今週は一人ずつにしています。
私にもブーメランになって返ってくる、大人のミュージシャンにも言えることです。
自分のために弾けたら、人のためにも弾けるようになるからね。
ますみ