ピアノレッスン。コードについてちらっと教えたら、次の週に覚えてくれてて自分から弾き始めてくれた生徒ちゃん。
マイナーコードを弾くと先生が悲しそうに「えーん」と言うのが面白い様子(笑)。
どうやったら先生が笑顔になるかな?真ん中の音を半音上げて、と。

 

 

 

 

鍵盤に何か貼るのはふだんしないのだけど、どうしてものときには助けてもらいます。

今日はファのオレンジ色のシールがなくて、ふせんを貼ったら弾くたびに「カサッ・・・」っていう音がするのが楽しくて楽しくて。

弾けちゃったよね。

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あ、バッタ。

 

 

ピアノの進行具合は、おうちの人がどのくらい関わってるかにものすごく左右されます。ってよく言うじゃないですか。実際そうなんです。おうちの方がよく見てくれてる子は伸びが早い。

でもね、横にいて見なくても全然いいんです。たぶん我が子だとイライラしてきちゃうんです。イライラしてマイナスな言葉を言っちゃうぐらいなら見ない方がいいです。

横で見なくていいから、近い将来弾きたい曲をYouTubeで一緒に検索してみたり、お子さんがピアノの練習したあとに「今日は○○分がんばってたな。あの曲がよかった。あの曲のこんなところがよかった」と具体的な数字や曲名で短く声をかけてあげるだけで全然違うと思います。

 
もっといいのは、大人も自分の弾きたい楽譜を見つけてきて自分の曲を弾くこと。せっかくおうちに楽器があるんだから、やってみてください。見たままの音がそのまま出るのは、ピアノという楽器の特権です。
 
それはさすがにハードルが高いぜという方は、お気に入りの音楽を聴いているところをお子さんに見せてください。
家事をこなしながら音楽を流して、鼻歌を歌ってください。
 
お仕事、家庭、学校、塾、習い事。スマホ、パソコン、インターネット。
親子のアナログなつながりを保つことはどんどん難しくなっていきます。(そういやピアノってそんな中ずっとアナログで人気者のままだな。大きいし高い楽器なのにすごいね。)
知恵を使って、少しでも満たされる時間を持つことが大事だなって、我が子を育てていて思います。
 
ピアノの練習と、そのときの家族の気配が、この先も子どもたちの心を温めてくれたらいいな。
心を温めるのが音楽の仕事のはず。私はそう思う。
 
 
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ますみ