致死性家族性不眠症
致死性家族性不眠症という病気があるという。
ナショナルジオグラフィックの5月号に紹介されていた。
50歳代に発症し、発症すれば昼寝ができなくなり、そのうち夜も一睡もできなくなり、1年ほどでやがて死に至るらしい。
恐ろしい病気だ。
家族性というだけあって、遺伝するという。
全世界に40家族しかわかっていない謎の多い病気。
治療法はおろか、症状を緩和する方法もわかっていないという。
その家族の方々は、どのような思いで夜を迎えるのだろう。
どのような思いでベッドに入られるのだろう。
私の不眠症なんて、その致死性家族性不眠症の家族の方と比べれば、ちょっとだけ深爪をしたようなものなのだろう。
とはいえ、私の深爪もそれはそれで苦しいのだが…。