付箋が無いなら手許にあるもので何とかしなさい!~必要なものが無いなら無いなりに工夫する大切さ~ | 江東区の家庭教師&ライターのみみずく~半蔵門線・大江戸線沿線及びオンラインで指導中~

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先日、ある生徒のノートをチェックしましたサーチ


そのノートに不備を発見した僕は、

「後で直すように、

このページに付箋を貼っておいて」

と生徒に指示を出しました。


そのとき、生徒が言いました。


「付箋が無い~」


それに対して僕が言ったのは、


「付箋が無いなら無いなりに

手許にあるもので何とかしなさい!」


生徒は机の上をキョロキョロ見回します目

彼は、要らない紙を見つけてそれを裂き、

細長くした紙切れをノートに挟みました。

とりあえずこれで付箋の代わりになりました合格


付箋は、後で忘れないように、

本やノートに一時的に印をつける道具です。

その趣旨を理解できれば、

市販の付箋に拘る必要はないということです。


勉強でも日常生活でも、

必要なものが無いなら

無いなりに工夫する

という視点はとても大切です。


最近の子ども達は、

こういう視点が欠けているから困りますむっ


たとえば、定期試験対策。


次のようなことを言う生徒が結構います。


「ワークを学校に置いてきたから

試験勉強は何もできません」

「学校から問題集が配られていないから、

何をどう勉強すればいいのか分かりません」


こういうことを言う生徒は、

とても頭が悪いと僕は思います。


勉強道具を一式持っていないというならまだしも、

手許に教科書やノートがあるにも拘らず、

定期試験勉強が全くできないはずがありません。


具体的には、

教科書についている例題だけでも解くとか、

教科書をもとに自分で一問一答形式の問題を作るとか、

工夫して勉強することはいくらでもできるはずです。


しかし、そういうことを一切しようとせず、

「何をすればいいのか分からない」の一点張り。

彼らは、怠ける口実を作っているだけなんですねむっ


挙句、彼らは

それが怠けであると気付いていません!


「必要なものが無いんだから

何もできないのは仕方ないでしょ!」


そう開き直って平然としているのでたちが悪いのですえっ


こうした怠惰の芽は、

既に日常生活の中にあるということです。

先に上げた付箋の例でも明らかでしょう。


常日頃から工夫することができていれば、

それを勉強にも応用できるはずですひらめき電球


一方、現代日本社会は、

何でもお金で解決してしまえる社会です。

親も子どもに何でも買い与えます。


そういう社会において、

子ども達に「工夫しろ」と言うこと自体が

もしかしたらナンセンスなのかもしれません。


逆に、そういう社会だからこそ、

僕は自分の生徒達に工夫することを要求します。

親の庇護から離れて自立したとき、

自分で何でもできるようになってほしいからです。


確かに、現代日本社会では、大抵のことは、

お金さえ払えば誰かが代わりにやってくれます。

が、そういう環境に慣れてしまった人は、

お金が無いと何もできなくなってしまいます叫び


お金が無くとも

工夫次第でいろいろできる!!


このような発想こそ、

戦後日本の復興を支えた原動力だったはず桜


今の子ども達にも、

そういう生き方を学んでほしいのです。


経済格差が学力格差につながる。

教育にお金をかけられない親は

子どもの将来をつぶしてしまう!!


最近のニュースなどでは

こんなことが盛んに叫ばれています新聞


しかし、これを真に受けているようでは、

日本の将来は真っ暗だと僕は思っています。